朝鮮,甲申政変[国]1884.12.4
朝鮮,甲申政変[国]1884.12.4
壬午政変(1882年)以降の朝鮮における清朝の進出,日本の後退という国際環境のなかで,清朝に依存する守旧派の閔氏一派に対し金玉均・朴泳孝ら開化派が起こしたクーデター事件.清仏戦線での清の敗北に乗じて断行された.日本の京城駐屯軍を背景に,政府要人を殺害して王宮を占領し新政府樹立を宣言,国権の伸張,事大の廃止,外国との平等な国交,閥族専制の排斥,人材登用,商工業の発展など近代化政策を表明したが,清朝軍の反撃にあいクーデターは失敗した.〔参〕《朝鮮史研究会論文集》22集.⇒1894[政]7.25
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。