教育令[政]1879.9.29
教育令[政]1879.9.29
画一的・督励主義の学制に対し,自由主義的と評される.小学校は各町村ないし町村組合を単位に設置され,学区取締りに代わる学務委員も公選制となり,教育は各地の実情を参酌して進められることとなった.しかし施行以前から政府部内に強い反対論があり,翌年12月改正教育令が公布されて,府知事県令の統制力が強まり,学校設置・就学の強制が復活した.〔参〕国立教育研究所編《日本近代教育百年史》1巻,1974.⇒1872[文]9.5.
大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。