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竹橋事件[政]1878.8.23

竹橋事件[政]1878.8.23

   近衛砲兵第1大隊の兵士の起こした反乱.同大隊は西南戦争で活躍したが,兵士には恩賞が与えられず,戦後財政難のため減給されたことから,260余人の兵士がこの夜反乱を起こし上官を殺害,天皇に直訴しようとした.政府が事前に探知,鎮圧され,10月,53人の死刑を含む259人が刑に処せられた.事件は明治政府に大きな衝撃を与え,政府は同年10月軍人訓誡を配布し軍規・軍律を強化させる方向を打ち出した.〔参〕竹橋事件百周年記念出版編集委員会《竹橋事件の被告たち》1979.沢地久枝《火はわが胸中にあり》1978.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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