法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   米,労働騎士団[国]1878.6.-

米,労働騎士団[国]1878.6.-

米,労働騎士団[国]1878.6.-

   1870年代から80年代にかけてアメリカ労働運動界を代表した組織.1869年U.S.スティーブンスにより秘密組織として結成され,’78年以降テレンス・V・パウダリーの指導下に人種・宗教・性別・熟練未熟練の別なく労働者を組織化,’86年には70万人の組織人員を誇った.ストライキを否定し,労使間の協調を重視,協同組合による労働者救済に努め,男女同一賃金・8時間労働制・児童労働の禁止などを掲げたが,19世紀末にはその勢力を低下させた.労働騎士団の改良主義と労働組合主義は1886年に結成されたアメリカ労働総同盟(AFL)に受け継がれた.〔参〕竹田有〈労働騎士団・その思想と行動〉(史林64巻2号).⇒1886[国]12.8.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ