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ガラ紡機[経]1876.9.-

ガラ紡機[経]1876.9.-

   臥雲辰致が発明した紡績機.操作が極めて簡易なことが特色.1877年の第1回内国勧業博覧会に出品されて注目を集め,三河地方を中心にしつつも,全国に急速に普及した.しかし,ほどなくして機械制紡績機が広がったため,ガラ紡機は低価格の原料によって太い糸をとる,特殊な分野でのみ使用されるようになった.20世紀初頭にはほとんど姿を消した.〔参〕高村直助《日本紡績業史序説・上》1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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