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学制頒布[文]1872.9.5

学制頒布[文]1872.9.5

   廃藩置県後の官制改革で文部省が新設され,〈学問は身を立てる財本〉との趣旨を掲げて,小中大学の近代的学校制度を構想した学制120章が頒布された.とくに,小学校は文明開化推進の基礎として重視されたが,教育内容が民衆の生活と乖離していたうえ,経費の地元負担や子どもの労働力を奪われるなどのため,新政反対運動のなかで主要な攻撃対象のひとつとなった.〔参〕安川寿之輔〈学校教育と富国強兵〉(《岩波講座日本歴史》15巻,1976).⇒)1879[政]9.29.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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