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華士族卒職業自由化[政]1872.1.27

華士族卒職業自由化[政]1872.1.27

   旧公卿・藩主の華族,旧武士の士族と卒は,農・工・商の職業への従事が許されず,他の職業につくときは,平民となることが原則であった.これを官職にあるものを除き自由とし,その身分のままどの職業にも従事し得ることにした.秩禄処分後の士族救済のため,農・工・商の諸職業へつくことを促進する措置であった.この年旧暦8月には農民にも職業の自由が認められ,資本主義成立の1要件である職業選択の自由が確立した.〔参〕土屋喬雄《明治前期経済史研究》1949.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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