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長崎製鉄所[経]1861.5.7

長崎製鉄所[経]1861.5.7

   1853年のペリー来航後,幕府は本格的に海軍力の強化・近代化を図り,’55年,オランダの協力のもとに長崎に海軍伝習所を設立した.同伝習所の軍艦修理のため,オランダ海軍中佐ハルデルの指揮により長崎製鉄所を建設,’61年(文久元年3月)完成した.これは,鍛冶・工作・溶鉄の3工場からなり,動力には29馬力の蒸気機関が利用され,日本最初の近代的機械制工場となった.’71年,工部省所轄となり長崎造船所と改称した.〔参〕橋本寿一《長崎製鉄所》1992.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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