ジャン・ジャック・ルソー著 社会契約論
ジャン・ジャック・ルソー
(Jean-Jacques Rousseau,1712~1778)
Du Contract social; ou principes du droit politique
『社会契約論』 1762年刊
フランス啓蒙期の天才的思想家。本書は、17世紀以来の政治哲学の伝統、すなわち自然思想、主権論をふまえて、立法権に優位をおく独自の人民主権思想を確立し、理想的な共和制こそが人間を精神的奴隷状態から解放する必要条件であるとした。本書は、その革命的思想のゆえにジュネーブ市会による焚書のうきめをみた。
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更新日:2014年12月25日