ウィリアム・ペティ著 政治算術数論
ウィリアム・ペティ
(William Petty, 1623~1687)
Several essays in political arithmetick
『政治算術数論』1699年刊
政治算術は、労働価値説の創始者べティのばあい、J.グラントの商業算術の発展で、経済学と統計学との未分化状態における社会科学の萌芽。本書はこの科学を用いて英・仏の国力を比較し、前者の優位を実証した小論集。A.スミスをしのぐとさえ言われる分業論も展開。18世紀後半以降、政治算術は経済学と統計学に分化した。
担当 遊座・定森 since 2008.7.23
更新日:2014年12月25日