カール・クニース著 独立の学問としての統計学
カール・クニース
(Carl Gustav Adolph Knies,1821~1898)
Die Statistik als selbständige Wissenschaft ; zur Lösung des Wirrsals in der Theorie und Praxis dieser Wissenschaft.
『独立の学問としての統計学』 1850年刊
歴史学派の創始者のひとり。本書は、1806年のナポレオン戦争によるドイツの敗北を契機に、この国で社会経済現象の数量的把握を第二義とする古来の統計(国状)学派と、 J.グラント以来のそれを第一義とする政治算術学派との間に起った統計学上の大論争を検討し、後者こそ真に統計学の名に値いすると論断した画期的著作。
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更新日:2014年12月25日