トマーソ・カンパネルラ著 真正哲学
トーマソ・カンパネルラ
(Tommaso Campanella,1568~1639)
Realis philosophiae epilogisticae
『真正哲学』1623年刊
ルネッサンス期イタリアの哲学者で空想的共産主義者。ドミニコ会修道院の修道士となったが、異端の疑いで宗教裁判をうけて拘禁され、また反スペイン秘密結社の指導者として投獄され31才から27年間獄中生活を送った。本書は彼の哲学上の主著で、獄中で書いた夢想境物語りの『太陽の都』も含まれている。
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更新日:2014年12月25日