ピエール・プルードン著 財産とは何か?
ピエール・プルードン
(Pierre-Joseph Proudhon,1809~1865)
Quest-ce que la propriete?
『財産とは何か?』1840年刊
著者はフランスの無政府主義者。本書で「財産とは盗略である」と私有財産を批判し、一切の生産手段は社会全体に帰属し、それからの利得も「平等」に分配さるべきで、資本家が独占すべきものでないと主張した。有名なマルクスの「哲学の貧困」は彼の理論の批判である。大原研究所は全集のほか彼の著作72点を所蔵している。
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更新日:2014年12月25日