473号~499号
■論文
福祉国家の規範理論に向けて――再分配と承認 山森 亮
労働者自主管理企業における経営と生産(下)――労働者の実践的学習過程 小関隆志
■学会動向
社会政策学会100年――社会政策学会第95回大会を振り返って 荒又重雄
■読書ノート
『講座:現代日本』(全四巻)を読んで――「現代帝国主義論」と「新福祉国家論」の提起 五十嵐仁
■書評と紹介
「社会政策叢書」編集委員会編『今日の賃金問題』 舟橋尚道
林玲子・柳田節子監修・アジア女性史国際シンポジウム実行委員会編『アジア女性史――比較史の試み』 松尾純子
労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1997年12月
■論文
戦後西ドイツと外国人労働者――イタリア人労働者導入決定への道 矢野 久
1980年代以降の人事院勧告をめぐる動向 早川征一郎
■海外通信
ドイツにおける外国人問題をめぐる最近の動向 森 廣正
■時評
二枚目のカード――労働組合期成会100周年シンポジウムの感想 高橋彦博
■研究ノート
新たに「発見」された『プロレタリア科学』について 梅田俊英
■書評と紹介
下山房雄著『現代世界と労働運動――日本とフランス』 芹澤壽良
井上雅雄著『社会変容と労働――「連合」の成立と大衆社会の成熟』 平井陽一
労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年1月
■論文
第二次大戦初期のドイツ戦争経済とイタリア人労働者 阿部正昭
両大戦間期フランス社会党の入閣論争(上) 佐伯哲朗
■証言:日本の社会運動
“日労”系指導者の戦後と『社会思潮』(3)――松井政吉氏に聞く 吉田健二
■資料紹介
横浜市史編集室蔵「森戸辰男」資料の現状 田崎公司
■書評と紹介
高野房太郎著・大島清・二村一夫編訳『明治日本労働通信――労働組合の誕生』池田 信
社会政策学会編『二一世紀の社会保障――戦後五〇年の総括と展望』 武川正吾
CRI・生協労働研究会編『90年代の生協改革――コープかながわ・コープしずおかの葛藤』 小関隆志
労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年2月
■論文
コミュニティワークからみた保健・医療・福祉の総合化 吉浦 輪
ヴァイマル初期のヒルファディングの国際労働運動論 河野裕康
1920年代農民運動における教育活動(上)――日本農民組合香川県連合会を事例として 横関 至
労働組合の研究集会活動にみる労働者教育――日本生協連労働組合の「生協研究会」を事例に 小関隆志
■書評と紹介
C.ベリグレン著/丸山惠也・黒川文子訳『ボルボの経験――リーン生産方式のオルタナティブ』 嶺 学
宮元義雄著『官官接待と監査――情報公開と市民オンブズマン』 早川征一郎
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年3月
【特集】高齢社会における介護と医療
高齢者介護問題と公的介護保険――公的介護保険は,介護問題をどこまで解決できるのか 町田隆男
医療における医療評価システムについて――質の評価の観点から 一戸真子
[取材ノート]在宅主義の裏側で――「ウチにいたい」「ウチにいるしか」の周辺 山口道宏
■証言:日本の社会運動
“日労”系指導者の戦後と『社会思潮』(4)――松井政吉氏に聞く
■書評と紹介
杉本貴代栄著『女性化する福祉社会』 久場嬉子
川人博著『過労自殺』 五十嵐仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年4月
■論文
創り出される労働市場――非合法就労者の移動のメカニズム 丹野清人
1920年代農民運動における教育活動(中)――日本農民組合香川県連合会を事例として 横関 至
両大戦間期フランス社会党の入閣論争(下) 佐伯哲朗
■証言:日本の社会運動
“日労”系指導者の戦後と『社会思潮』(5・完)――松井政吉氏に聞く 吉田健二
■文献紹介
Eric Lee, The Labour Movement and Internet; the New Internationalism(エリック・リー『労働運動とインターネット――新たな国際主義』) 二村一夫
■書評と紹介
伊田広行著『21世紀労働論――規制緩和へのジェンダー的対抗』 浅野富美枝
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年5月
【特集】戦前の社会科学研究所
東京社会科学研究所の社会実験 高橋彦博
東京政治経済研究所の設立と事業――戦前期の一社会科学研究所 吉田健二
社会思想社の一側面(上)――田中九一と東大新人会OBの動向 梅田俊英
追悼 舟橋尚道先生のご逝去を悼む 早川征一郎
社会政策学会会員研究業績一覧 社会政策学会
所報 1998年6月
■論文
フランス自動車産業の行方とEU労使協議制――ルノー・ヴィルヴォルド問題の射程距離 荒井壽夫
1920年代農民運動における教育活動(下)――日本農民組合香川県連合会を事例として 横関 至
■史料紹介
モスクワで見つかった河上肇の手紙 加藤哲郎
■学会動向
日雇労働者・ホームレス――社会政策学会第96回大会を振り返って
■書評と紹介
岩本勲著『現代フランス政治過程の研究――1981~1995』 佐伯哲朗
杉村芳美著『「良い仕事」の思想――新しい仕事倫理のために』 小関隆志
追悼 上杉捨彦先生のご逝去を悼む 早川征一郎
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年7月
■論文
労働安全衛生と福祉国家――分権的自立的福祉国家への歩み 中野育男
インターネットと労働運動――世界と日本の労働組合サイト 二村一夫
社会思想社の一側面(下)――田中九一と東大新人会OBの動向 梅田俊英
1922年9月の日本共産党綱領(上) 加藤哲郎
■書評と紹介
大山博・嶺学・柴田博編著『保健・医療・福祉の総合化を目指して――全国自治体調査をもとに』 坂本重雄
五十嵐仁著『政党政治と労働組合運動――戦後日本の到達点と二十一世紀への課題』 田口富久治
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年8月
■論文
航空パイロットの労使関係 本田一成
90年代の新規大卒労働市場――大学ランク間格差と企業の採用行動 松尾孝一
1922年9月の日本共産党綱領(下) 加藤哲郎
■読書ノート
権力資源論を超えて?――久米郁男著『日本型労使関係の成功――戦後和解の政治経済学』を読む 新川敏光
■書評と紹介
法政大学大原社会問題研究所編『現代の韓国労使関係』 尹辰浩/横田安司訳
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年9月
【第12回国際労働問題シンポジウム】中小企業における雇用の創出――ILO勧告の示唆するもの
特集にあたって 嶺 学
ILOにおける審議をめぐって 小島繁夫
使用者の立場から 遠藤寿行
労働者の立場から 松井保彦
日本における中小企業雇用拡大の途 相田利雄
質疑応答
参考資料:①1997~98年 審議主要経過②Recommendation 189 ③中小企業における雇用創出の奨励のための一般条件に関する勧告(第189号)(仮訳)
■書評と紹介
加瀬和俊著『戦前日本の失業対策――救済型公共土木事業の史的分析』 加藤佑治
堀勝洋著『現代社会保障・社会福祉の基本問題――21世紀へのパラダイム転換』 埋橋孝文
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所1997年度の歩み
所報 1998年10月
■論文
スウェーデン自動車産業における生産システムと賃金制度――ボルボ・バス工場の場合 浅生卯一
1962-63年イタリア金属機械協約闘争の意義――近年の日本労使関係研究が見落としたこと 斉藤隆夫
■回想
大原社会問題研究所との43年間[付:二村一夫年譜・著作目録]
■書評と紹介
中北浩爾著『経済復興と戦後政治――日本社会党1945-51年』 吉田健二
D. Schmidtz and R. E. Goodin, Social Welfare and Individual Responsibility: For and Against 武内砂由美
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』1998年度総目次
所報 1998年11月
【特集】福祉国家とジェンダー
福祉国家のジェンダー化――1980年代以降の研究動向(欧米を中心として) 深澤和子
フィンランドの福祉国家と女性労働――その到達点と課題 髙橋睦子
■海外事情
イタリア公(益)企業の民営化 亀田利光
■証言:日本の社会運動
読売争議のその後(1)――増山太助氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
久本憲夫著『企業内労使関係と人材形成』 鈴木 玲
本間重紀著『暴走する資本主義――規制緩和の行方と対抗戦略』 小関隆志
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1998年12月
■論文
組織後退のなかでの労働運動の高揚――フランスの組合・争議研究の動向 松村文人
在宅介護労働の制度化過程――初期(1970年代~80年代前半)における領域設定と行為者属性の連関をめぐって 森川美絵
欧州労使協議会指令94/45/ECの形成――EU政治組織と社会的パートナー P.ケルシュコフ/中野聡訳
■証言:日本の社会運動
読売争議のその後(2)――増山太助氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
村串仁三郎著『日本の鉱夫――友子制度の歴史』 市原 博
竹永三男著『近代日本の地域社会と部落問題』 横関 至
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年1月
■論文
コレクティヴィズムは醸成されたか――英国戦時体制研究の新動向 尾上正人
在日ブラジル人の労働市場――業務請負業と日系ブラジル人労働者 丹野清人
横山源之助と米騒動 立花雄一
調査報告人事考課と労働組合(調査中間報告) 田中 勉
■書評と紹介
大須賀哲夫・下山房雄著『労働時間の短縮――その構造と理論』
平尾武久・伊藤健市・関口定一・森川章編著『アメリカ大企業と労働者――1920年代労務管理史研究』 奥林康司
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年2月
【特集】健康と衛生の社会史
労働移民と健康政策――西ドイツ1950・60年代 矢野 久
19世紀後半ドイツにおける学校衛生 梅原秀元
国民化と学校身体検査 山本拓司
■研究回顧
戦争直後派にとっての労働問題研究 荒又重雄
■書評と紹介
ヒュー・ウイリアムスン著/戸塚秀夫監訳『日本の労働組合――国際化時代の国際連帯活動』 井上定彦
梅田俊英著『社会運動と出版文化――近代日本における知的共同体の形成』 伊藤 晃
松村文人・畑隆・細井雅夫著『よみがえる欧州労働運動』 佐伯哲朗
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年3月
■論文
関係会社の分類と出向者の人事管理 西山昭彦
『民主評論』の創刊と編集・経営事情(1)――占領期の左翼評論誌 吉田健二
■史料紹介
第一次共産党のモスクワ報告書(上) 加藤哲郎
■証言:日本の社会運動
産別民同がめざしたもの(1)――三戸信人氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
上田章編『国会と行政』 高藤 昭
牧原憲夫著『客分と国民のあいだ――近代民衆の政治意識』 松尾純子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
自己紹介 新任のあいさつ 鈴木玲・野村一夫
所報 1999年4月
■論文
コレクティブ・ルールからコモン・ルールへ――シドニー・ウェッブの労働組合論の発展 藤井 透
イギリス労働組合会議(TUC)のパートナーシップ戦略 小笠原浩一
『民主評論』の創刊と編集・経営事情(2・完)――占領期の左翼評論誌 吉田健二
■証言:日本の社会運動
産別民同がめざしたもの(2)――三戸信人氏に聞く 吉田健二
■読書ノート
新しい社会政策論の構築のために――社会政策叢書編集委員会編『社会政策学会100年―百年の歩みと来世紀に向かって』を読む 徳永重良
■書評と紹介
青井和夫・高橋徹・庄司興吉編『福祉社会の家族と共同意識――21世紀の市民社会と共同性:実践への指針』 田渕六郎
M.シルババーグ著/林淑美・林淑姫・佐復秀樹訳『中野重治とモダン・マルクス主義』 梅田俊英
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年5月
■論文
職場の同僚/部下としての外国人――外国人従業員を含む仲間意識構築の可能性を中心に 五十嵐泰正
■学会動向
社会政策における国家と地域――社会政策学会第98回大会を振り返って 中村眞人
■書評と紹介
下山房雄・山本興治・澤喜司郎・香川正俊編著『現代の交通と交通労働』 安部誠治
濱野一郎・遠藤興一編著『社会福祉の原理と思想――主体性・普遍性をとらえ直すために』 岩崎晋也
井戸正伸著『経済危機の比較政治学――日本とイタリアの制度と戦略』 五十嵐仁
社会政策学会会員研究業績一覧 社会政策学会
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年6月
■論文
韓国労使関係の新たな実験(上)――労使政委員会の成果とその評価 尹辰浩(金元重訳)
■研究ノート
大原社会問題研究所創立前史の記録 高橋彦博
■史料紹介
第一次共産党のモスクワ報告書(下) 加藤哲郎
■証言:日本の社会運動
産別民同がめざしたもの(3・完)――三戸信人氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
西村美香著『日本の公務員給与政策』 早川征一郎
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年7月
■論文
「生産性ミラクル」論争とサッチャリズムの労使関係政策の一特質 上田眞士
韓国労使関係の新たな実験(下)――労使政委員会の成果とその評価 尹辰浩(金元重訳)
■証言:日本の社会運動
『労働戦線』の創刊と編集事情(1)――松尾洋・佐藤茂久次氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
(財)家計経済研究所編『ワンペアレント・ファミリー(離別母子世帯)に関する6カ国調査』 杉本貴代栄
新川敏光著『戦後日本政治と社会民主主義:社会党・総評ブロックの興亡』 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年8月
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【特集】創立80周年・法政大学合併50周年記念特集――大原社会問題研究所の過去と現在
創立80周年・法政大学合併50周年記念の特集について 早川征一郎
大原社会問題研究所の80年 二村一夫・早川征一郎
大原社会問題研究所80年の歩み
大原社会問題研究所Webサイト
所蔵図書・資料――所蔵図書・資料の概要
文献目録
現況
研究所利用案内
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所1998年度の歩み
所報 1999年9・10月
■論文
ドイツにおける労働市場政策と雇用創出をめぐる若干の問題 松丸和夫
産別会議の組織と運動――研究史整理と通史再構成の試み 兵頭淳史
■証言:日本の社会運動
電産10月闘争と電産型賃金――足立長太郎氏に聞く 吉田健二
■批判
加藤哲郎氏への反論――論文「1922年9月の日本共産党綱領(上)(下)」について 犬丸義一
萩原進氏の「韓国労使関係の歴史的展開と現状の基本問題」 批判――研究者にとってエシックスとは何か 渡辺 勉
■書評と紹介
古川孝順著『社会福祉基礎構造改革――その課題と展望』 杉村 宏
遠藤公嗣著『日本の人事査定』 石田光男
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 1999年11月
【特集】大原社会問題研究所創立80周年・法政大学合併50周年記念シンポジウム――労働の規制緩和と労働組合
特集にあたって 早川征一郎
連合の立場から 笹森 清
全労連の立場から 坂内三夫
日経連の立場から 紀陸 孝
研究者の立場から 高梨 昌
質疑討論
■論文
韓国自動車企業の生産管理と作業組織――H自動車の事例 呉 在・(オ ジェフォン)
■研究ノート
イギリス「国際旅団」の最後の挑戦 川成 洋
■学会動向
社会構造の変動と労働問題――社会政策学会第99回大会を振り返って 長谷川義和
「グローバルな視点から見た日本の市民社会」会議について 鈴木 玲
■書評と紹介
高木郁朗編『清水慎三著作集――戦後革新を超えて』 篠田 徹
中河伸俊著『社会問題の社会学――構築主義アプローチの新展開』 野村一夫
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』1999年度総目次
所報 1999年12月
■論文
トヨタ生産方式と日本的生産システム――その共通性と異質性をめぐって 佐武弘章
日本型《労働組合主義》運動とその帰結――企業成長と労働者の利害は同一視できるか 山垣真浩
■史料紹介
「非常時共産党」の真実――1931年のコミンテルン宛報告書 加藤哲郎
■書評と紹介
庄司俊作著『日本農地改革史研究』 横関 至
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2000年1月
■論文
労働・余暇・アイデンティティ――ホワイトカラーの時間意識 井上雅雄
日系人労働市場のミクロ分析――日系人雇用と地域コミュニティ 丹野清人
再考横山源之助と米騒動 立花雄一
■史料紹介
日本社会主義者とコミンテルン・アムステルダム・サブビューローとの通信,1919-1920年 山内昭人
■書評と紹介
工藤幸男著『日本とILO――黒子としての半世紀』 岩瀬 孝
平塚真樹編『労働者協同組合で働く青年たち――日本労働者協同組合連合会センター事業団・事業所で働く青年層のキャリア意識調査報告』 小関隆志
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2000年2月
更新日:2022年05月23日