601号~699号
■論文
私の調査実践と生活小史法――トヨタ戦没世代の「会社人間化」 辻 勝次
正規と非正規の就業形態およびその賃金格差の要因に関する日中比較(上) 馬 欣欣
■研究回顧
社会経済・労使関係の実証研究(上) 小林謙一
■証言:日本の社会運動
『民衆新聞』の主筆として(上)――砂間一良氏に聞く 吉田健二
■読書ノート
経営者の立場からの基本所得の構想――ゲッツ・W. ヴェルナー著/渡辺一男訳/小沢修司解題『ベーシック・インカム――基本所得のある社会へ』を読む 成瀬龍夫
■書評と紹介
小倉一哉著『エンドレス・ワーカーズ――働きすぎの日本人の実像』 水野谷武志
小杉礼子編『大学生の就職とキャリア――「普通」の就活・個別の支援』 永野 仁
福原宏幸編著『社会的排除/包摂と社会政策』 深井英喜
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 農民運動「右派」指導者平野力三の戦中・戦後――農地制度改革同盟での活動を中心に 横関 至
所報 2008年8月
【投稿論文特集】
投稿論文特集にあたって
事業再構築におけるドイツ管理層職員の俸給構造の変動――BASF社の事例 石塚史樹
経営危機における労使関係の諸相――佐世保重工争議前の労使交渉の考察を通じて 鈴木 博
ネオリベラリズムと市民活動/社会運動――東京圏の市民社会組織とネオリベラル・ガバナンスをめぐる実証分析 丸山真央・仁平典宏・村瀬博志
植民地期朝鮮におけるマルクス主義伝播 1920~1921 小野容照
正規と非正規の就業形態およびその賃金格差の要因に関する日中比較(下) 馬 欣欣
法政大学大原社会問題研究所利用のご案内
【特集】大原社会問題研究所所蔵 幸徳秋水・堺利彦訳『共産党宣言』の意義
幸徳秋水/堺利彦訳『共産党宣言』の成立・伝承と中国語訳への影響 大村 泉
『共産党宣言』邦訳史における幸徳秋水/堺利彦訳(1904,1906)の位置 玉岡 敦
■研究回顧
社会経済・労使関係の実証研究(下) 小林謙一
■証言:日本の社会運動
『民衆新聞』の主筆として(下)――砂間一良氏に聞く 吉田健二
■書評と紹介
埋橋孝文編著『ワークフェア――排除から包摂へ?』をめぐって 宮本太郎
五十嵐仁著『労働政策』 高橋祐吉
柳田勘次著『闘えなくなった企業別組合――企業別差別賃金と企業別組合の史的考察』 早川征一郎
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 「一斉授業」における相互行為の構造――「働くことの意味を考える」授業を通して 江頭説子
所報 2008年9月
【特集】労働者派遣の現状と改革の課題(1)
労働者派遣法の原点へ帰れ 髙梨 昌
派遣労働は働き方・働かせ方をどのように変えたか――間接労働の戦後史をふまえて 伍賀一道
EU労働者派遣指令と日本の労働者派遣法 濱口桂一郎
■論文
韓国民主労組運動20年,産別労組建設運動の成果と課題(上) 林榮一/金元重訳
■書評と紹介
丹野清人著『越境する雇用システムと外国人労働者』 宮島 喬
大沢真知子著『ワーク・ライフ・シナジー――生活と仕事の《相互作用》が変える企業社会』 永田 瞬
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 東アジア地域におけるエネルギー資源・電気事業・再生可能エネルギーに関する考察 大平佳男
所報 2008年10月
【特集】労働者派遣の現状と改革の課題(2)
派遣法改正にあたっての提言――厚生労働省「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会報告書」(2008年7月28日)を中心にして 大橋範雄
労働者派遣(法)の構造と機能――施行から今日までを振り返って 長井偉訓
請負労働者組合運動における既存労働組合の影響――自動車部品メーカー・アイズミテック社の事例をもとに 伊藤大一
■論文
韓国民主労組運動20年,産別労組建設運動の成果と課題(下) 林榮一/ 金元重訳
■書評と紹介
Mire Koikari 著Pedagogy of Democracy: Feminism and the Cold War in the U.S. Occupation of Japan 豊田真穂
嶺学編著『高齢者の住まいとケア――自立した生活,その支援と住環境』 岡本祥浩
武蔵野美術大学図書館編『槿の画家・柳瀬正夢展』 梅田俊英
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2008年度総目次
月例研究会 重度障害者の雇用を拡大する政策の在り方に関する一考察――特例子会社および福祉工場の調査を通して 山田雅穂
所報 2008年11月
【特集】大原ネットワーク・シンポジウム:大原孫三郎が遺したもの
特集にあたって 鈴木 玲
大原農研から資源生物科学研究所へ 村田 稔
大原社会問題研究所の歴史と現状 五十嵐仁
社会を変革する労働科学の歴史と今後の展開 酒井一博
大原美術館:その歴史と現在 柳沢秀行
倉敷中央病院:持続的成長をめざして――創立者のおもいの具現化 相田俊夫
■論文
能力主義管理の再編にかんする事例分析 玉井芳郎
■書評と紹介
木村保茂・藤澤建二・永野萬享・上原慎一著『鉄鋼業の労働編成と能力開発』 山垣真宏
久保田滋,樋口直人,矢部拓也,高木竜輔編著『再帰的近代の政治社会学――吉野川可動堰問題と民主主義の実験』 舩橋晴俊
木下武男著『格差社会にいどむユニオン――21世紀労働運動原論』 五十嵐仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
OISR.ORGの窓[9] 「協調会史料第2集」を公開 野村一夫
月例研究会 無償労働評価の方法および政策とのつながり 橋本美由紀
所報 2008年12月
【第21回国際労働問題シンポジウム】ディーセントワーク創出のための技能開発――生産性向上,雇用促進,発展をめざして
特集にあたって 鈴木 玲
2008年のILO総会について 長谷川真一
講演:ディーセントワーク創出のための技術開発――生産性向上,雇用促進,発展をめざして レイ・グラナル/ILO駐日事務所訳
第5議題の結論文書について 林 雅彦
政府の立場から 松原伸夫
労働者の立場から 伊古田隆一
使用者の立場から 平田 充
ILOレポートと日本の若年労働問題 小杉礼子
質疑応答
参考資料 生産性向上,雇用拡大,開発のための技能に関する結論
■論文
労働衛生政策としての「工場体育」の変容に関する一考察――1930年代の雑誌『産業福利』を中心に 野依智子
■書評と紹介
遠野はるひ・金子文夫著『トヨタ・イン・フィリピン――グローバル時代の国際連帯』 吉田 誠
二村一夫著『労働は神聖なり,結合は勢力なり――高野房太郎とその時代』 小松隆二
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2009年1月
【特集】自動車産業の生産方式の直面する課題
トヨタ生産方式の変容? 佐武弘章
TPS(トヨタ生産方式)の原点回帰――投下資本の回収効率向上の観点から 柊 紫乃
■史料紹介
1924年2月の日本共産党綱領草案 黒川伊織
■書評と紹介
井上學著『日本反帝同盟史研究――戦前期反戦・反帝運動の軌跡』 水野直樹
岩本由輝解題,北山郁子編集『不敗の農民運動家矢後嘉蔵――生涯と事績』 横関 至
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 研究者生活43年を振り返って――公務労働研究と私 早川征一郎
所報 2009年2月
【特集】労働衛生の歴史と現状・日仏比較(1)
特集にあたって 廣田 功
フランスにおける工業労働と労働者の身体(1820-1914) 齊藤佳史
フランスにおける珪肺の職業病としての認知 ジャン・クロード・ドゥヴァンク/廣田功訳
日本における職業性疾患としての珪肺症――その認知と補償への長い道程 ベルナール・トマン/関口涼子訳
■資料紹介
広島県の米騒動に関する新史料――「不穏の文字の貼紙」5枚 吉田健二・小宮源次郎
追悼文 卓煕俊先生を偲ぶ――日韓学術交流への貢献について 戸塚秀夫
■書評と紹介
上野輝将著『近江絹糸人権争議の研究――戦後民主主義と社会運動』 榎 一江
猿田正機著『トヨタウェイと人事管理・労使関係』 伊原亮司
小田康徳編『公害・環境問題史を学ぶ人のために』 大平佳男
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 労働の規制緩和と再規制 五十嵐仁
所報 2009年3月
【特集】労働衛生の歴史と現状・日仏比較(2)
<瘴気(ミアスマ)>と<国民の心身の健康>――戦前日本の繊維工業における産業衛生と女性労働者統制の政策をめぐって サンドラ・シャール
腰痛から過労死まで 過労なのか,悪労なのか――フランスと日本のトヨタ工場の例を取り上げて ポール・ジョバン/関口涼子訳
労災事故に遭遇した労働者の経歴――フランスにおける公衆保健衛生問題の死角 ヴェロニク・ドバス=ルトゥルヌゥ/齊藤佳史訳
■書評と紹介
中央社会保障推進協議会編『人間らしく生きるための社会保障運動――中央社保協50年史』 伊澤 誠
萩原久美子著『「育児休職」協約の成立――高度成長期と家族的責任』 武石恵美子
五十嵐仁著『労働再規制――反転の構図を読みとく』 田端博邦
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 連合の政策展開の分析:政治・経済・組織問題をめぐる対立軸の視角から 鈴木 玲
所報 2009年4月
新任あいさつ 榎 一江
【2009年9・10月号 No.611・612】←PDFはこちら
【特集】パターナリズムの国際比較
スウェーデンにおけるパターナリズムと市民的公共性 クリステル・エリクソン&ビョン・ホリビィ/石原俊時訳
フランス・パターナリズムの史的考察:19-20世紀 アラン・シャトリオ/廣田明訳
近代日本の経営パターナリズム 榎 一江
■講演
私の労働研究――テーマと問題意識 熊沢 誠
■資料紹介
山辺健太郎旧蔵「日本社会主義同盟名簿」 廣畑研二
■書評と紹介
三富紀敬著『イギリスのコミュニティケアと介護者――介護者支援の国際的展開』 杉原陽子
本田一成著『チェーンストアのパートタイマー――基幹化と新しい労使関係』 佐野嘉秀
下夷美幸著『養育費政策にみる国家と家族――母子世帯の社会学』 阿部 彩
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2008年度の歩み
月例研究会 近代日本の経営パターナリズム 榎 一江
所報 2009年5・6月
【特集】労働衛生の歴史と現状・日仏比較(3)
フランス労働運動と職業病(1905-1939年) 廣田 功
戦間期フランスにおけるエンジニアと産業衛生 松田紀子
日本における非正規雇用者問題――健康,非正規雇用,社会保障 メラニー・ウルス/関口涼子訳
■論文
平野力三の戦中・戦後(上)――農民運動「右派」指導者の軌跡 横関 至
■読書ノート
ローラ・ハイン氏による「大内兵衛グループ」の抽出と分析――「不定形な理論家集団」における「学問知」の発揮 高橋彦博
■書評と紹介
中北浩爾著『日本労働政治の国際関係史 1945-1964――社会民主主義という選択肢』 新川敏光
河西宏祐著『路面電車を守った労働組合――私鉄広電支部・小原保行と労働者群像』 山本 潔
月例研究会 労働者の権利教育をめぐる厚労省・研究会報告書と各種研究・運動団体の取組みの現状 芹沢寿良
所報 2009年7月
【特集】中国の労働組合・労働問題(1)
中国における労使関係の変容 塚本隆敏
農民工の就業と権利保障――2008年珠江デルタ9市農民工アンケート調査に基づく 厳 善平
■記念講演
研究者生活43年を振り返って――公務労働研究と私 早川征一郎
■論文
正社員女性が育児休業制度を取得後,就業継続する要因――スーパーマーケット6社の事例分析 乙部由子
■書評と紹介
武川正吾編著『シティズンシップとベーシック・インカムの可能性』 埋橋孝文
伊藤周平著『介護保険法と権利保障』 里見賢治
吉田徹著『ミッテラン社会党の転換――社会主義から欧州統合へ』 佐伯哲朗
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 「働き方」と親密圏/公共圏 江頭説子
所報 2009年8月
【特集】労働衛生の歴史と現状・日仏比較(4)
疲労と貧困のはざまで走る――タクシー運転手の労働・健康と生活に関する追跡調査から 毛利一平・佐々木毅
職業癌の可視化に向けて――パリ郊外(セーヌ・サン・ドゥニ県)における長期調査 アニィ・テボ=モニ/松田紀子訳
■論文
「終身雇用」をめぐる労使関係の諸相――造船不況期における住友重機械工業で行われた人員整 理を中心として 鈴木 博
平野力三の戦中・戦後(下)――農民運動「右派」指導者の軌跡 横関 至
■書評と紹介
西城戸誠著『抗いの条件――社会運動の文化的アプローチ』 片桐新自
「実業之富山」編集部編著『占領期の地方雑誌――プランゲ文庫で辿る検閲の足跡』 吉田健二
武石恵美子編著『女性の働きかた』 江頭説子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 60年安保闘争における抗議のテクノロジー ニック・カプア
所報 2009年9月
【特集】中国の労働組合・労働問題(2)
中国経済は転換点を迎えたのか?――四川省農村調査からの示唆 丸川知雄
雇用関係の変容 李 捷生
■論文
労働組合の関与が企業のCSR活動に与える影響 大薗陽子
世界の製鉄業におけるパテルナリスム:完全に時代遅れの方式か?――アルセロール・ミタル社19~20世紀 エリック・ゴドリエ/土屋元訳
■書評と紹介
西川真規子著『ケアワーク 支える力をどう育むか――スキル習得の仕組みとワークライフバランス』 岡村清子
岩田正美著『社会的排除――参加の欠如・不確かな帰属』 菊地英明
ナヤン・チャンダ著/友田錫・滝上広水訳『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』 野村一夫
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 EUの均等待遇政策――日本の新自由主義との対抗軸の視点から 永田 瞬
所報 2009年10月
【特集】日本におけるマルクス主義の導入・普及と大原社会問題研究所
2つの日本語版『マルクス=エンゲルス全集』の企画(1928年)――高野岩三郎とD.リャザーノフの苦闘:コミンテルンと商業主義出版のはざまで 大村 泉
翻刻『日本マルクス主義文献』Web版の公開によせて――附論 聯盟版『マルクス・エンゲルス全集』について 久保誠二郎
櫛田民蔵「『共産党宣言』の研究」と大内兵衛による「補修」 玉岡 敦
1920年代におけるマルクス主義の受容と社会科学文献 大和田寛
■論文
昇進見込みと職場構成――職場の女性化・非正規化の影響 村尾祐美子
■書評と紹介
法政大学大原社会問題研究所編『人文・社会科学研究とオーラル・ヒストリー』 御厨 貴
Tom Bramble著Trade Unionism in Australia:A history from flood to ebbtide 杉田弘也
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 全農全会派指導者の戦中・戦後――「左派」農民運動指導者の動静 横関 至
所報 2009年11月
【第22回国際労働問題シンポジウム】 経済金融危機と雇用問題――世界雇用危機にどう立ち向かうのか?
2009年のILO総会について 長谷川真一
危機からの回復:グローバル・ジョブズ・パクト――仕事に関する世界協定 ダンカン・キャンベル
政府の立場から 星田淳也
労働者の立場から 弘岡建史
使用者の立場から 高澤滝夫
経済危機と日本の雇用問題 樋口美雄
質疑応答
参考資料 危機からの回復:グローバル・ジョブズ・パクト――仕事に関する世界協定
■書評と紹介
北野収著『南部メキシコの内発的発展とNGO――グローカル公共空間における学び・組織化・対抗運動』 藤岡美恵子
小磯明著『地域と高齢者の医療福祉』 朝倉美江
荻野富士夫著『多喜二の時代から見えてくるもの――治安体制に抗して』 梅田俊英
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2009年度総目次
月例研究会 民主革命期の知識人運動 吉田健二
所報 2009年12月
【特集】従弟制の変容と労務管理の生成――20世紀前半における経営革新とその担い手
特集にあたって 榎 一江
イギリス造船機械産業における管理革新の担い手――職長・製図工・技師の機能と位置についての試論 小野塚知二
生成期大企業の組織・管理改革と工場徒弟制――GE Schenectady Worksのケース 関口定一
伝統的,経験主義的徒弟制から体系的,方法的職業教育へ――1925年フランス職業教育局「労働週間報告」の検討を中心に 清水克洋
養成工制度と労務管理の生成――「大河内仮説」の射程 木下 順
■書評と紹介
塚本一郎・山岸秀雄編著『ソーシャル・エンタープライズ――社会貢献をビジネスにする』 粕谷信次
- ハンター著/阿部武司・谷本雅之監訳『日本の工業化と女性労働――戦前期の繊維労働』 牧野文夫
Jennifer Jihye Chun著Organizing at the Margins: The Symbolic Politics of Labor in South Korea and the United States 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2010年1月
【特集】ドイツにおける管理職層の形成
特集にあたって 榎 一江
ドイツにおける企業内教育と「職」の形成――クルップとダイムラーのホワイトカラー養成制度を事例として 田中洋子
20世紀前半のドイツ化学企業における部長職の雇用管理:ゴールトシュミット社 石塚史樹
■論文
被保護母子世帯の開始状況と廃止水準 藤原千沙・湯澤直美
■書評と紹介
白波瀬佐和子著『日本の不平等を考える――少子高齢社会の国際比較』 橘木俊詔
佐藤卓利著『介護サービス市場の管理と調整』 中村律子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2010年2月
■論文
ドッジ・ライン下における日産自動車の人員整理――解雇対象者の属性に関する一考察 吉田誠
労働組合ヒエラルキーの理論分析 外舘光則
自動車部品サプライヤーにおける労働再編成と請負労働者の抵抗――T自動車グループ・アイズミテック社の事例をもとに伊藤大一
■資料紹介
大阪社会運動協会のオーラルヒストリーについて 島西智輝・梅崎修・南雲智映
■書評と紹介
田中恭子著『保育と女性就業の都市空間構造――スウェーデン,アメリカ,日本の国際比較』 権丈英子
中村眞人著『仕事の再構築と労使関係――世紀転換点の日本と精密機械工業』 高橋祐吉
岡本歌子著『ある女性科学者の一世紀』 松尾純子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 倉敷市における社会政策のあり方――環境、医療・福祉、雇用・労働の統合政策システムのパイロットスタディ 唐澤克樹・大平佳男・橋本美由紀・江頭説子
所報 2010年3月
【特集】成年後見制度施行10周年を迎えて――現状と課題(1)
特集にあたって 菅富美枝
成年後見制度における「本人意思の尊重」――ドイツ世話法との比較から 上山泰
法定後見制度における実体的開始要件に関する裁判例の分析 熊谷士郎
自己決定を支援する法制度,支援者を支援する法制度――イギリス2005年意思決定能力法からの示唆 菅富美枝
■論文
経済危機と在日ブラジル人――何が大量失業・帰国をもたらしたのか 樋口直人
■書評と紹介
仁田道夫・久本憲夫編『日本的雇用システム』 松尾孝一
武川正吾著『社会政策の社会学――ネオリベラリズムの彼方へ』 平岡公一
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 生活史研究における課題と展望――ノーマン・K. デンジンの「解釈的相互作用論」再考 江頭説子
所報 2010年4月
【2010年9・10月号 No.623・624】←PDFはこちら
【特集】大原社会問題研究所創立90周年記念フォーラム
大原美術館コレクション
開会にあたって 五十嵐仁
戦前の社会研究センターと大原社会問題研究所 高橋彦博
大原社会問題研究所の創立をめぐって 二村一夫
日本近現代史研究と大原社会問題研究所 アンドリュー・ゴードン
大原孫三郎の社会・文化・福祉への貢献 大原謙一郎
質疑応答・午前
パネルディスカッション・質疑応答
大原社研フォーラム聴講記 木下順
大原社研創立45周年記念講演:大原總一郎「大原社会問題研究所の誕生」 吉田健二
■講演
生活・女性問題研究の途上で――体験的研究史を踏まえて 伊藤セツ
■論文
雇用構成における産業間相違の規定要因――生産職場の比較検証をもとに 藤井浩明
■書評と紹介
細井勇著『石井十次と岡山孤児院――近代日本と慈善事業』 田澤薫
渡辺めぐみ著『農業労働とジェンダー――生きがいの戦略』 倉敷伸子
佐藤幹夫著『ルポ高齢者医療――地域で支えるために』 橋本美由紀
山崎憲著『デトロイトウェイの破綻――日米自動車産業の明暗 山縣宏寿
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2009年度の歩み
月例研究会 「近代母性」の検討――再定義の試み 松尾純子
所報 2010年5・6月
【特集】成年後見制度施行10周年を迎えて――現状と課題(2)
権利擁護支援としての成年後見――地域における権利擁護支援システムの構築を目指して 上田晴男
成年後見制度をめぐる課題――福祉的経営の視点から 佐藤繭美
■論文
社会的包摂における文化政策の位置づけ――経験的考察に向けた分析枠組みの検討 天野敏昭
全農全会派の解体――総本部復帰運動と共産党多数派結成 横関 至
■書評と紹介
小野一著『ドイツにおける「赤と緑」の実験』 坪郷實
久本憲夫編著『労使コミュニケーション』 鈴木不二一
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 生活協同組合における「職務基準賃金」への接近と「業態間」処遇格差 山縣宏寿
所報 2010年7月
【特集】フィランスロピーの研究動向の整理と文献紹介(1)
序論 フィランスロピー研究の現代的意義と用語の整理 岡村東洋光
イギリス――「フィランスロピーの帝国」の歴史 金澤周作
アメリカ――転換期にある民間主導のフィランスロピー 須田木綿子
ドイツ――キーワードとしての「市民社会」 中野智世
スウェーデン――福祉社会の模索 石原俊時
ロシア――フィランスロピーの「発見」 高橋一彦
■証言:日本の社会運動
終戦の和平工作と政治犯釈放のころ――山崎早市氏に聞く(1) 吉田健二
■書評と紹介
川俣修壽著『サリドマイド事件全史』 下田守
吉岡吉典『ILOの創設と日本の労働行政』 五十嵐仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 労働雑誌『人と人』の発行状況――付『同窓会々報』・『主潮』発行状況 梅田俊英
所報 2010年8月
■論文
労働時間の二重構造と二極分化 森岡孝二
成年後見制度と社会福祉その接点から新たな可能性を探る 岩間伸之
「人身売買」の定義再考にむけて「いわゆる人身売買」と労働搾取問題 佐々木綾子
■証言:日本の社会運動
終戦の和平工作と政治犯釈放のころ――山崎早市氏に聞く(2・完) 吉田健二
■書評と紹介
金杉秀信著・伊藤隆・梅崎修・黒澤博道・南雲智映編『金杉秀信オーラルヒストリー』 山本 潔
松井保彦著『合同労組運動の検証その歴史と論理』 高須裕彦
田中雅孝著『両大戦間期の組合製糸長野県下伊那地方の事例』 榎 一江
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 ロサンジェルスの社会運動ユニオニズム 鈴木 玲
所報 2010年9月
【特集】フィランスロピーの研究動向の整理と文献紹介(2)
インド――資金調達としてのフィランスロピーとNGOの活動 井上貴子
中国および香港――中国人社会の個性に注目して 帆刈浩之
日本――フィランスロピー研究における現状分析と歴史研究の課題 大杉由香
フィランスロピー研究の成果と課題 高田実
ヨーロッパのユダヤ人フィランスロピーと社会発展――19-20世紀におけるロスチャイルド家の事例研究から クラウス・ヴェーバー/金澤周作訳
■書評と紹介
熊沢誠著『働きすぎに斃れて過労死・過労自殺の語る労働史』 香山リカ
法政大学大原社会問題研究所・鈴木玲編『新自由主義と労働』 田端博邦
遠州尋美編著『低炭素社会への選択原子力から再生可能エネルギーへ』 大平佳男
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 韓国労働社会運動の現状ソウル訪問の経過と聞き取り 五十嵐仁
所報 2010年10月
【第23回国際労働問題シンポジウム】 仕事の創出――新しい雇用戦略をめぐって
特集にあたって 榎 一江
2010年のILO総会について 長谷川真一
日本の雇用戦略について――労働市場の二極化改善を通じた質の高い雇用創出に向けて 鶴光太郎
政府の立場から 渡邉学
使用者の立場から 高澤滝夫
労働者の立場から 新谷信幸
質疑応答
参考資料雇用に関する反復審議に係る結論
■読書ノート Alessandro STANZIANI ed., Le Travail Contraint en Asie et en Europe XVIIe-XXe s`iecles アジアとヨーロッパにおける強制労働 17-20世紀 清水克洋
■書評と紹介
遠藤比呂通著『不平等の謎――憲法のテオリアとプラクシス』 横田耕一
矢野久著『労働移民の社会史――戦後ドイツの経験』 森廣正
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 日本の再生可能エネルギー政策とその普及に向けた政策転換倉敷市水島コンビナートを事例に 大平佳男
所報 2010年11月
【特集】水俣病事件と新日本窒素労働組合
新日本窒素における労働組合運動の生成と工職身分制撤廃要求――組合旧蔵資料の公開に寄せて 花田昌宣
戦後日本の社会運動におけるチッソ労働運動の位置づけ――もう一つの「水俣」 大石裕
メディア言説としての安定賃金闘争と水俣病事件 小林直毅
■論文
広区域単営医療組合の存立形態と地域社会――青森市・東青病院を中心に 川内淳史
■書評と紹介
藤内和公著『ドイツの従業員代表制と法』 平澤克彦
有馬学著『日中戦争期における社会運動の転換――農民運動家・田辺納の談話と史料』 横関 至
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2010年度総目次
月例研究会 比較・大企業と中小企業で働くということ 相田利雄
所報 2010年12月
【シンポジウム】 三池争議と向坂逸郎
三池争議とは 平井陽一
向坂逸郎にとっての三池 石河康国
報告に対するコメント 兵頭淳史
質疑応答
■論文
1990年代以降のドイツにおける労働協約体制の変容――国家の役割に注目して 大重光太郎
■書評と紹介
早川征一郎著『イギリスの炭鉱争議(1984~85年)』 松村高夫
佐藤健二著『社会調査史のリテラシー――方法を読む社会学的想像力』 江頭説子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2011年1月
【特集】女性と労働運動(1)
労働運動のジェンダー主流化と女性の自主活動組織――英米の先行研究に見るジェンダー分析の視点と日本への含意 萩原久美子
1990年代以降の韓国における労働力の非正規化とジェンダー構造 横田伸子
同一価値労働同一賃金原則の変遷と課題 居城舜子
■論文
「左派」農民運動指導者の戦中・戦後――旧全会派の場合 横関 至
■書評と紹介
野依智子著『近代筑豊炭鉱における女性労働と家族――「家族賃金」観念と「家庭イデオロギー」の形成過程』 千本暁子
Jun Imai(今井順)著The Transformation of Japanese Employment Relations:Reform without Labor 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
OISR.ORGの窓[10] 月島家計調査と『日本労働年鑑【画像版】』の公開 野村一夫
所報 2011年2月
【特集】女性と労働運動(2)
非正規労働者の処遇改善と企業別組合の取り組み――ジェンダーへのインパクトに着目して 金井郁
女性組合役員の増加と組合運動の変化 首藤若菜
■論文
東芝における賃金制度の変遷とその特質――賃金制度再編の方向を探る 田口和雄
■資料紹介
協調会発行の「労働雑誌」『人と人』の復刻 高橋彦博
■書評と紹介
赤堀正成・岩佐卓也編著『新自由主義批判の再構築――企業社会・開発主義・福祉国家――』 高橋祐吉
菅富美枝著『イギリス成年後見制度にみる自律支援の法理――ベスト・インタレストを追求する社会へ』 秋元美世
菅山真次著『「就社」社会の誕生――ホワイトカラーからブルーカラーへ』 金子良事
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 大原社研と私――在職32年 吉田健二
所報 2011年3月
【特集】ベーシック・インカム
ベーシック・インカムの魅惑と当惑 成瀬龍夫
ベーシック・インカムの理論と実践――日本の社会政策の場合 武川正吾
東日本大震災と所得保障の必要性――ベーシック・インカム要求が提起するもの 山森亮
ベーシック・インカムというラディカリズム 新川敏光
■証言:日本の社会運動
全日化の結成と産別会議の運動――亀田東伍氏に聞く(上) 吉田健二
■書評と紹介
清水耕一著『労働時間の政治経済学――フランスにおけるワークシェアリングの試み』 濱口桂一郎
河合克義著『大都市のひとり暮らし高齢者と社会的孤立』 鄧 俊
竹田有著『アメリカ労働民衆の世界』 南修平
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 高度成長期における金型製造業の取引関係 平山勉
所報 2011年4月
【2011年9・10月合併号 No.635・636】←PDFはこちら
【特集】日本における女性労働の歴史
社会政策学会第120回大会テーマ別分科会「近代日本の女性労働」をめぐって 竹内敬子
近代日本の世帯経済と女性労働――「小経営」における「従業」と「家事」 谷本雅之
戦間期の繊維産業と労働市場の変容 榎 一江
労働運動にみる男女雇用平等実現への課題――均等法制定前後の総評婦人局の諸相から 山田和代
■講演
労働調査の課題と方法――私的体験を踏まえて 山本 潔
■証言:日本の社会運動
全日化の結成と産別会議の運動――亀田東伍氏に聞く(下) 吉田健二
■書評と紹介
山根純佳著『なぜ女性はケア労働をするのか――性別分業の再生産を超えて』 矢澤澄子
前田信彦著『仕事と生活――労働社会の変容』 筒井美紀
ユルゲン・コッカ著/松葉正文・山井敏章訳『市民社会と独裁制――ドイツ近現代史の経験』 枡田大知彦
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 年金額分布の推計 畠中 亨
所報 2011年5・6月
【特集】徒弟制度の変容と熟練労働者の再定義――資格,技能,学理
特集にあたって 小野塚知二
日本における「熟練工」概念と「熟練工」養成プランの形成――徒弟制度・学校・企業内養成とのかかわり方に焦点を当てて 市原博
オーストラリアにおける徒弟制度と技能実習制度――その歴史的展開と将来展望 ボビー・オリヴァー/齋藤翔太朗・小野塚知二訳
20世紀初頭のフランス製造業における職業教育訓練と技能――権力闘争と金銭取引のはざまで カトリーヌ・オムネス/松田紀子訳
■論文
障害者雇用におけるISO26000の役割と活用の意義――ステークホルダーエンゲージメントと社会的責任の組織への統合から 山田雅穂
■書評と紹介
三富紀敬著『欧米の介護保障と介護者支援――家族政策と社会的包摂,福祉国家類型論』 深澤敦
杉田菜穂著『人口・家族・生命と社会政策――日本の経験』 堀口良一
武田晴人編『日本の情報通信産業史――2つの世界から1つの世界へ』 平山勉
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 第一次世界大戦後における社会教育の展開 金子良事
所報 2011年7月
【特集】戦時動員体制下の記録
特集にあたって 榎 一江
覚書:戦時労務動員体制下の「別天地」――在日朝鮮人朴麟植氏の証言を辿って 戸塚秀夫
資料紹介:アジア太平洋戦争期における陸軍工員の人事記録――工員名簿,工員手帳,共済組合員原票,留守名簿の制度的概略と戦後の残存状況 近藤貴明
資料紹介:『新版・きけわだつみのこえ(第一集)』改訂案とその典拠 岡田裕之
■論文
フランスにおける社会的排除と文化政策――社会的包摂における芸術・文化の意義 天野敏昭
■書評と紹介
近藤正基著『現代ドイツ福祉国家の政治経済学』 安井宏樹
西成田豊著『退職金の一四〇年』 武田晴人
田沼肇全活動・著作集編集委員会編『田沼肇全活動付・田沼肇著作集[DVD]』 早川征一郎
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 多様な雇用形態にみる技能形成とワーク・ライフ・バランス――イギリスの事例研究を中心に 橋口三千代
所報 2011年8月
【特集】オバマ政権下の社会労働法制
オバマ政権下で社会労働法制はどう変動したのか――特集にあたって 永野秀雄
オバマ政権の労働組合政策 沼田雅之
オバマ政権の差別規制政策 藤本茂
オバマ政権の社会保険制度改革――医療保険制度改革及び失業保険給付の延長に焦点をあてて 根岸忠
■論文
理系高学歴人材の人事労務管理――博士卒の処遇プレミアム 平尾智隆
■読書ノート
『戦後革新勢力』をいかに歴史化するか――五十嵐仁編『「戦後革新勢力」の奔流』 道場親信
■書評と紹介
村串仁三郎著『自然保護と戦後日本の国立公園――続「国立公園成立史の研究」』 西澤栄一郎
Simone R. Kirpal著Labour-Market Flexibility and Individual Careers――A Comparative Study 橋口三千代
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 マイケル・オークショットの「市民状態」再考――新しい公共哲学をめざして 篠原佑美
所報 2011年9月
【特集】障害(者)法(Disability Law)をめぐる諸問題(1)
障害(者)法(Disability Law)をめぐる諸問題――特集にあたって 菊池馨実
障害者法(Disability Law)をめぐる憲法的一思考 尾形健
インクルージョンと分離をめぐる一考察――障害者教育法におけるLRE(より制限のない環境)の原則について 今川奈緒
日本における障害者法学の成立可能性――障害者基本法を素材とした試論 新田秀樹
■論文
コミュニティ・ユニオニズムの多様性――日本と韓国のコミュニティ・ユニオニズムの比較 李ミン珍
■研究ノート
フリーター経験者を正社員として中途採用している企業の特性 安田宏樹
■書評と紹介
小峯敦編著『経済思想のなかの貧困・福祉――近現代の日英における「経世済民」論』 古家弘幸
R.S.コーワン著/高橋雄造訳『お母さんは忙しくなるばかり――家事労働とテクノロジーの社会史』 榎 一江
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 大原社会問題研究所所蔵資料からみるワイマール期ドイツ1924/25年選挙の実情と歴史的意義 枡田大知彦
所報 2011年10月
【特別寄稿】福島原発事故から考える日本の社会問題
原発事故で痛感させられた社会科学者の社会的責任――何をどう分析するか 石田雄
日本における脱原発時代の開幕 吉岡斉
【特集】障害(者)法(Disability Law)をめぐる諸問題(2)
英国平等法における障害差別禁止と日本への示唆 川島聡
日本における公的成年後見制度の導入について――ドイツの運用スキームを参考に 上山泰
障害(者)法学の観点からみた成年後見制度――公的サービスとしての「意思決定支援」 菅富美枝
■書評と紹介
桜美林大学産業研究所編著『八ッ場ダムと地域社会――大規模公共事業による地域社会の疲弊』 朝井志歩
上野千鶴子著『ケアの社会学――当事者主権の福祉社会へ』 篠原佑美
■資料紹介
『土地と自由』再刊1号(1946年2月15日)の所蔵確認によせて 横関 至
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 福祉国家と家族政策――ワーク・ライフ・バランス政策の論理について考える 原 伸子
所報 2011年11月
【2012年4月号 No.642】←PDFはこちら
【特集】コミュニティ・ユニオン研究の新たな動向
コミュニティ・ユニオンの10年 福井祐介
コミュニティ・ユニオンによる「派遣切り」に対する取り組み 児島真爾
メンタルヘルスに関わる労働相談をめぐる困難 橋口昌治
個人加盟組合が行う労働相談が組合加盟に結びつく要因についての数量分析 久世律子・鈴木 玲
■書評と紹介
佐久間孝正著『在日コリアンと在英アイリッシュ――オールドカマーと市民としての権利』 宮島 喬
石河康国著『労農派マルクス主義――理論・ひと・歴史』 下山房雄
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2011年度総目次
月例研究会 『福本和夫著作集』の刊行と「福本イズム」の再検討 高橋彦博
所報 2011年12月
【2012年5月号 No.643】←PDFはこちら
【特集】第24回国際労働問題シンポジウム 持続可能な社会保障をめざして――ILOの戦略と日本の課題
2011年のILO総会について 長谷川真一
第100回ILO総会での社会的保護・社会保障をめぐる議論 山端 浩
政府の立場から 清野晃平
労働者の立場から 中島圭子
使用者の立場から 森田清隆
グローバリズムと地域主義の狭間で――日本の役割 武川正吾
質疑応答
参考資料 社会的保護(社会保障)に関する反復討議についての決議
■調査報告
ニュージーランドにおけるエンジニアと労働市場 田中秀樹
■書評と紹介
仁平典宏著『「ボランティア」の誕生と終焉――<贈与のパラドックス>の知識社会学』 山岡義典
横関至著『農民運動指導者の戦中・戦後――杉山元治郎・平野力三と労農派』 山本公徳
樋口篤三遺稿集『革命家・労働運動家列伝』(第1巻),『オルグ・労働運動・戦略』(第2巻) 五十嵐仁
社会・労働関係文献月録法政大学大原社会問題研究所
所報 2012年1月
【2012年6月号 No.644】←PDFはこちら
【特集】2000年代における公共職業能力開発政策の展開と課題
なぜジョブ・カード制度に着目するのか――特集にあたって 筒井美紀
公共職業訓練とジョブ・カード政策――制度の特徴と意義および2010年度までの進捗状況 堀有喜衣
中小企業の教育訓練と雇用管理に対するジョブ・カード制度の影響――導入企業・受講生に対する調査で得られた知見と考察 櫻井純理
「事業仕分け」とその後のジョブ・カード制度――公共職業訓練制度のゆくえ 筒井美紀
■論文
介護供給システムからみた介護職員の雇用環境への影響――社会福祉法人の施設運営をとおして 宮本恭子
■書評と紹介
呉学殊著『労使関係のフロンティア――労働組合の羅針盤』 熊沢 誠
米澤旦著『労働統合型社会的企業の可能性――障害者就労における社会的包摂へのアプローチ』 山田雅穂
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 農民運動史研究の回顧と今後の研究 横関 至
所報 2012年2月
■論文
フランス移民労働者政策の転換――2006年移民法と「選別的移民」の含意 宮島 喬
日本の園芸農業と外国人労働者 佐藤 忍
社会福祉分野における当事者主体概念を検証する 西村 愛
■翻訳
東京における“イースト・ロンドン” 高野岩三郎/山本 潔訳・解題
■書評と紹介
鎌田とし子著『「貧困」の社会学――労働者階級の状態』 宮本みち子
熊本一規著『脱原発の経済学』 大平佳男
垣田裕介著『地方都市のホームレス――実態と支援策』 畠中 亨
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 近代日本の児童労働問題――少年職業紹介と製糸工女 榎 一江
所報 2012年3月
【特集】子どもの貧困と労働(1)
特集にあたって 原 伸子
児童労働撤廃に向けての国際政策と国際運動――開発アプローチに焦点を当てて 堀内光子
近代日本の児童労働――年少労働者の保護と供給をめぐって 榎 一江
子どもと戦争――日系オランダ人の口述史 江沢あや/川崎暁子訳
■論文
1940年代後半における社会党と共産党の共闘――社共共闘により社会党員知事が誕生した長野県を事例として 横関 至
■読書ノート
『テンプ・エコノミー』(エリン・ハットン著)――アメリカ労働者派遣産業のマーケティング戦略と「雇用」・「雇用主」概念の転換 関口定一
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 無償労働評価についての研究――無償労働の社会存続における位置の検討に向けて 橋本美由紀
所報 2012年4月
【2012年9・10月号 No.647・648】←PDFはこちら
【特集】大震災・原発事故と日本社会
ポスト3.11(災間期)の社会運動と地域社会の再生 中澤秀雄
原発推進派,反対派の労働組合は何を主張したのか――組合イデオロギーと「世界観」の分析 鈴木 玲
■講演
現代社会と移民・マイノリティ研究――日本とヨーロッパを比較して 宮島 喬
■論文
肥満が雇用・賃金・生産性に与える影響と体重差別 古郡鞆子
中国の企業間関係に関する一考察――「継続性確保」を中心に 禹 宗ウォン
■調査報告
育児休業取得をめぐる父親の意識とその変化 齋藤早苗
■書評と紹介
鶴光太郎他編『非正規雇用改革――日本の働き方をいかに変えるか』 白井邦彦
小林節子著『次世代に語りつぐ生体解剖の記憶――元軍医湯浅謙さんの戦後』 松尾純子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2011年度の歩み
月例研究会 Talking Past Each Other: 70~80年代の原発問題をめぐる労働組合の見解の分析 鈴木 玲
所報 2012年5・6月
【2012年11月号 No.649】←PDFはこちら
【特集】子どもの貧困と労働(2)
イギリスにおける養育費政策の変容――子どもの貧困対策との関連から 下夷美幸
ドイツにおける子どもの貧困 齋藤純子
福祉国家の変容と子どもの貧困――労働のフレキシビリティとケア 原 伸子
■論文
戦間期宮城県における方面委員の特性――履歴書・内申書の分析 小笠原浩太
■書評と紹介
大谷禎之介著『マルクスのアソシエーション論――未来社会は資本主義のなかに見えている』 有井行夫
島田顕著『ソ連・コミンテルンとスペイン内戦』 栗原浩英
大山博著『福祉政策の形成と国家の役割――プラクティカルな政策を目指して』 宮内良樹
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 『青鞜』の「堕胎論争」から見た〈母性〉――近刊叢書所収拙稿を中心に 松尾純子
所報 2012年7月
【2012年12月号 No.650】←PDFはこちら
【特集】女性労働の高度成長期
女性労働の高度成長期――問題提起と調査事例の位置づけ 木本喜美子・中澤高志
戦後織物業における女性労働と労務管理 勝俣達也
織物女工の就業と家族経験――近代家族規範の検討 木本喜美子
ニット製造業の地域労働市場と女性のライフコース――職歴を中心に 中澤高志
■証言:戦後社会党史・総評史
構造改革論再考――加藤宣幸氏に聞く(上)
■書評と紹介
Yoonkyong Lee, Militants or Partisans: Labor Unions and Democratic Politics in Korea and Taiwan 鈴木 玲
アンドルー・ゴードン著/二村一夫訳『日本労使関係史 1853‐2010』 金子良事
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 植民地時期における朝鮮と大原社会問題研究所の関係に関する試論的検討――1920・30年代を中心に 蔡 貫植
所報 2012年8月
【2013年1月号 No.651】←PDFはこちら
【特集】1950年前後の学生運動――北大・東大・早大
特集にあたって 手島繁一
1950年前後の北大の学生運動――その位置と意義を再考する 中野徹三
イールズ闘争とレッド・パージ反対闘争――1950年前後の学生運動,回顧と分析 岡田裕之
『早稲田1950年』における大衆的学生運動の記録 吉田嘉清・高橋彦博
■論文
両親の時間使用変化に関する日韓比較研究 尹 子英・安 周永
■書評と紹介
神吉知郁子著『最低賃金と最低生活保障の法規制』 冨江直子
Jane Humphries, Childhood and Child Labour in the British Industrial Revolution 原 伸子
福澤直樹著『ドイツ社会保険史――社会国家の形成と展開』 枡田大知彦
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 アレグザンダー公共圏論の検討――公共圏の文化社会学を目指して 兼子 諭
所報 2012年9月
【2013年2月号 No.652】←PDFはこちら
【特集】繊維中小企業における技能継承と人材育成――岡山県倉敷市を中心に
特集にあたって 相田利雄
繊維産業政策の変遷――繊維工業から繊維・ファッション産業へ 高橋 啓
産地型産業集積における中小企業の自立可能性――繊維産業における商業資本の役割変化をめぐって 永田 瞬
繊維産業における技能継承と人材育成をめぐる課題 江頭説子
■論文
日本における縫製業と外国人労働者 佐藤 忍
■証言:戦後社会党史・総評史
構造改革論再考――加藤宣幸氏に聞く(下)
■書評と紹介
遠藤公嗣編著『個人加盟ユニオンと労働NPO――排除された労働者の権利擁護』 呉 学殊
大門正克編著『新生活運動と日本の戦後――敗戦から1970年代』 榎 一江
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 公的年金の世代間格差論における「保険原理」 畠中 亨
所報 2012年10月
【2013年3月号 No.653】←PDFはこちら
【特集】1950年前後の関西の学生運動――京大
平和を追い求めた青春――「総合原爆展」と「京大天皇事件」 小畑哲雄
青春の悔恨と学問への道 望田幸男
■論文
移住家事・ケア労働者とその非可視性――2000年代後半のイタリアの事例から 宮崎理枝
■証言:日本の社会運動
戦時抵抗と政治犯の釈放――岩田英一氏に聞く(1) 吉田健二
■書評と紹介
鈴木和雄著『接客サービスの労働過程論』 富沢賢治
清水敦・櫻井毅編著『ヴィクトリア時代におけるフェミニズムの勃興と経済学』 久場嬉子
松本善明著『謀略――再び歴史の舞台に登場する松川事件』 五十嵐 仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 福島県におけるエネルギー政策と災害政策・復興に向けたエネルギー事業の課題について 大平佳男
所報 2012年11月
【2013年4月号 No.654】←PDFはこちら
【特集】第25回国際労働問題シンポジウム 若者と雇用 危機の克服に向けて
特集にあたって 鈴木 玲
2012年のILO総会について 上岡恵子
若者の雇用危機 マシュー・コニャック
政府の立場から 朝比奈祥子
労働者の立場から 安永貴夫
使用者の立場から 松井博志
若者の雇用問題 本田由紀
質疑応答
参考資料 若年雇用の危機:行動の要請(第101回ILO総会決議) ILO駐日事務所仮訳
■書評と紹介
Andrew Gordon, Fabricating Consumers: The Sewing Machine in Modern Japan 鈴木 淳
樋口直人編『日本のエスニック・ビジネス』 宮島 喬
岡村東洋光ほか編著『英国福祉ボランタリズムの起源――資本・コミュニティ・国家』 圷 洋一
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2012年度総目次
月例研究会 日本における賃金政策 金子良事
所報 2012年12月
【2013年5月号 No.655】←PDFはこちら
【特集】社会運動としてのコモンズ
特集にあたって 竹田茂夫
多様な主体が協働・連携する阿蘇草原再生の取り組み 高橋佳孝
現代的コモンズに内在する排除性の問題 菅 豊
危機のコモンズの可能性 竹田茂夫
■論文
出産退職を抑制する労使コミュニケーション――企業の取組みと労働組合の効果 池田心豪
■証言:日本の社会運動
戦時抵抗と政治犯の釈放――岩田英一氏に聞く(2) 吉田健二
■書評と紹介
高岡裕之著『総力戦体制と「福祉国家」――戦時期日本の「社会改革」構想』 有馬 学
市野川容孝著『ヒューマニティーズ 社会学』 兼子 諭
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2013年1月
■論文
資本主義世界経済の転換と地域政策の課題 玉野和志
臨時工「組織化」の目的――東芝の親睦会活動を事例に 中山嘉
■資料紹介
草創期社会党の人民戦線を巡る党内論争記録――“西尾メモ”と浅沼メモを読む 梅澤昇平
■証言:日本の社会運動
戦時抵抗と政治犯の釈放――岩田英一氏に聞く(3・完) 吉田健二
■書評と紹介
松尾孝一著『ホワイトカラー労働市場と学歴』 永野仁
遠藤公嗣・筒井美紀・山崎憲著『仕事と暮らしを取りもどす――社会正義のアメリカ』 柏木宏
大和田茂著『社会運動と文芸雑誌――『種蒔く人』時代のメディア戦略』 立本紘之
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 大原社会問題研究所の歴史と活動 五十嵐仁
所報 2013年2月
【特集】社会的排除と子どもの貧困
特集にあたって 原 伸子
外国人の子どもにみる三重の剥奪状態 宮島 喬
「非行少年」たちの家族関係と社会的排除 岩田美香
虐待事例に表われる障害と貧困――家族の脆弱性という視点から 藤原里佐
■証言:戦後社会党史・総評史
私からみた構造改革(上)――初岡昌一郎氏に聞く
■書評と紹介
村上潔著『主婦と労働のもつれ――その争点と運動』 堅田香緒里
上林陽治著『非正規公務員』 前浦穂高
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 第一次世界大戦後のドイツにおける社会民主主義系労働組合の「組織問題」 枡田大知彦
所報 2013年3月
【特集】原発と社会運動/労働運動
欧米諸国の労働組合と原子力問題 本田宏
3.11事故以降の放射線防護 Paul Jobin/山崎精一訳
福島原発事故と被ばく労働問題 飯田勝泰
■批判と反論
中野徹三「北大のイールズ闘争」論に反論する 梁田政方
■証言:戦後社会党史・総評史
私からみた構造改革(下)――初岡昌一郎氏に聞く
■書評と紹介
横田伸子著『韓国の都市下層と労働者』 丁怡煥/李相旭訳
吉田健三著『アメリカの年金システム』 畠中 亨
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 「家族の経済学」再考 原 伸子
所報 2013年4月
【2013年9・10月号 No.659・660】←PDFはこちら
【特集】大原社会問題研究所シンポジウム~ポスト震災を生き抜く
特集にあたって 原 伸子
ポスト3.11の包摂型社会ビジョン 宮本太郎
市民目線の復興まちづくり 神谷秀美
日本の戦後成長と『フクシマ』 開沼博
コメント 杉田敦
コメント 保井美樹
パネルディスカッション
■講演
雇用格差~その現在と未来 中野麻美
■書評と紹介
Akira Suzuki(ed.),Cross-National Comparisons of Social Movement Unionism: Diversities of Labour Movement Revitalization in Japan, Korea and the United States 李秉勳/李相旭訳
安周永著『日韓企業主義的雇用政策の分岐――権力資源動員論から見た労働組合の戦略』 濱口桂一郎
岡野八代著『フェミニズムの政治学――ケアの倫理をグローバル社会へ』 松尾純子
■資料紹介
大原初期資料 立本紘之
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2012年度の歩み
月例研究会 1930年の日本共産党再建運動と「戦旗社」独立問題 立本紘之
所報 2013年5・6月
【特集】原発と社会運動/労働運動(2)
水俣学の視点からみた福島原発事故と津波による環境汚染 中地重晴
専門知,社会的公開対話,政治的決定――ドイツ・エネルギー転換の「合意」形成過程 壽福眞美
「原発お断り」地点と反原発運動 平林祐子
■証言:戦後社会党・総評史
飛鳥田一雄さんとともに歩んだ社会党――船橋成幸氏に聞く(上)
■書評と紹介
野村達朗著『アメリカ労働民衆の歴史――働く人びとの物語』 篠田徹
伊藤大一著『非正規雇用と労働運動』 猿田正機
松田忍著『系統農会と近代日本――一九〇〇~一九四三年』 野本京子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 宗教と社会運動のあいだ――1930~50年代における妹尾義郎の思想と運動 大谷栄一
所報 2013年7月
【特集】社会的企業の現代的意義
特集にあたって 粕谷信次
カタストロフィの現局面 川上忠雄
持続可能な社会・経済システムを求めて――「『社会的・連帯経済体制』の可能性」再論 粕谷信次
社会的企業の展開――日韓市民交流とその比較 柏井宏之
ハイブリッド組織としての社会的企業・再考――対象特定化の困難と対応策 米澤旦
■証言:戦後社会党・総評史
飛鳥田一雄さんとともに歩んだ社会党――船橋成幸氏に聞く(下)
■書評と紹介
李崙碩著『高齢者雇用政策の日韓比較』 馬 欣欣
大田英昭著『日本社会民主主義の形成――片山潜とその時代』 山泉進
Miura Mari, Welfare through Work: Conservative Ideas, Partisan Dynamics, and Social Protection in Japan 新川敏光
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 日本帝国主義の朝鮮支配と墓地問題――1919年の墓地規則改定を中心に 李相旭
所報 2013年8月
■論文
最低賃金と生活保護の逆転現象発生のメカニズムとその効果 桜井啓太
公的医療保険における出産給付――現金給付をめぐる政治過程 大西香世
■研究ノート
ニューカマー外国人の子どもの教育を受ける権利と就学義務――教育関係者への意見調査等を手がかりに 坂本文子・渋谷淳一・西口里紗・本田量久
■書評と紹介
玉井清著『第一回普選と選挙ポスター――昭和初頭の選挙運動に関する研究』 梅田俊英
玉井金五著『共助の稜線――近現代日本社会政策論研究』 金子良事
Melanie Simms, Jane Holgate, Edmund Heery, Union Voices: Tactics and Tensions in UK Organizing 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 盧・金南北頂上会談議事録の流出と韓国大統領記録管理の課題 金慶南
所報 2013年9月
【特集】産業報国会の研究に向けて
産業報国会研究の可能性 榎 一江
産業報国会とドイツ労働戦線の比較に関する準備的考察 枡田大知彦
戦時経済史研究と産業報国会 平山勉
工場委員会から産業報国会へ:企業別組合生成の論理 金子良事
■証言:戦後社会党・総評史
日本社会党における佐々木更三派の歴史:その役割と日中補完外交――曽我祐次氏に聞く(上)
■書評と紹介
岸政彦著『同化と他者化――戦後沖縄の本土就職者たち』 加瀬和俊
石井クンツ昌子著『「育メン」現象の社会学――育児・子育て参加への希望を叶えるために』 武石恵美子
小倉一哉著『「正社員」の研究』 久本憲夫
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 日本製糸業における労務管理の生成とジェンダー 榎 一江
所報 2013年10月
【特集】震災復興の現状と課題――陸前高田の場合
特集にあたって 西澤栄一郎
[口述]モビリア仮設住宅のこれまでとこれから 千田勝治
被災地域における農産物直売所を核にした地域再生の展望 平口嘉典
地域の資源を活かした震災復興の構想 両角和夫
■証言:戦後社会党・総評史
日本社会党における佐々木更三派の歴史:その役割と日中補完外交――曽我祐次氏に聞く(下)
■書評と紹介
乗杉澄夫・岡橋充明著『ホワイトカラーの仕事とキャリア――スーパーマーケット店長の管理』 佐藤厚
永田祐著『住民と創る地域包括ケアシステム――名張式自治とケアをつなぐ総合相談の展開』 中囿桐代
遠藤公嗣編著『同一価値労働同一賃金をめざす職務評価――官製ワーキングプアの解消』 五十嵐仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 無償労働の評価とジェンダー平等政策――内閣府による2011年データに基づく家事労働等の評価結果を受けて 橋本美由紀
所報 2013年11月
【特集】市民活動・市民運動と市民活動資料,市民活動資料センター
特集にあたって 荒井容子
資料と活動の交流拠点だった「都立多摩社会教育会館 市民活動サービスコーナー」 山家利子
資料保管運動から資料センター開設まで――市民活動資料・情報センターをつくる会のあゆみ 江頭晃子
“市民活動資料”に,人びとの息遣いを訊く――『小平市史 近現代編』(2013年)の叙述から 杉山 弘
誰が,どんな思いで,誰に残すのか――市民運動にとって市民活動資料とは何か 安東つとむ
「市民活動資料」センターと市民運動を支える社会教育 荒井容子
「市民活動資料」の保存・調査・活用をめぐって 中村 修
市民活動資料――保存と公開の全国的状況 平川千宏
■書評と紹介
松村文人編著 藤井浩明+木村牧郎著『企業の枠を超えた賃金交渉――日本の産業レベル労使関係』 早川征一郎
藤内和公著『ドイツの雇用調整』 名古道功
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2013年度総目次
月例研究会 新日本窒素労働組合と水俣病患者団体・支援団体との連携関係の形成と展開 鈴木 玲
所報 2013年12月
【特集】第26回国際労働問題シンポジウム 高齢者雇用と社会的保護
特集にあたって 鈴木 玲
2013年のILO総会について 上岡恵子
新しい人口動態における雇用と社会的保護 松本真紀子
政府の立場から 寺村健作
労働者の立場から 城尾英紀
使用者の立場から 間利子晃一
人口高齢化と雇用,社会保障――日本の課題 奥西好夫
質疑応答とパネルディスカッション
参考資料 新たな人口動態変化における雇用と社会的保護に関する決議(第102回ILO総会決議)
■論文
中国における先進国型の「専業主婦」と女性就業にかんする実証分析――2006年および2008年の中国総合社会調査CGSSデータを用いた分析 石塚浩美
■書評と紹介
三富紀敬著『介護者の健康と医療機関――健康格差論の射程』 太田貞司
青木聡子著『ドイツにおける原子力施設反対運動の展開――環境志向型社会へのイニシアティヴ』本田 宏
笹谷春美著『フィンランドの高齢者ケア――介護者支援・人材養成の理念とスキル』 橋本美由紀
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2014年1月
【特集】関東大震災90年――朝鮮人虐殺をめぐる研究・運動の歴史と現在(1)
特集によせて 愼蒼宇
一国史を超えて――関東大震災における朝鮮人虐殺研究の50年 姜徳相
関東大震災をめぐる教育現場の歴史修正主義 鈴木敏夫
橫浜における関東大震災時朝鮮人虐殺 山本すみ子
■研究ノート
労働雑誌『人と人』編輯発行人・宮澤説成について 梅田俊英
■資料紹介
エル・ライブラリー所蔵の近江絹糸人権争議資料――辻コレクションについて 島西智輝・梅崎 修・ 下久保恵子・谷合佳代子・南雲智映
■書評と紹介
近藤潤三著『ドイツ移民問題の現代史――移民国への道程』 森 廣正
ニクラス・ルーマン著/カイ-ウーヴェ・ヘルマン編/徳安彰訳『プロテスト――システム理論と社会運動』 兼子 諭
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2014年2月
【特集】関東大震災90年――朝鮮人虐殺をめぐる研究・運動の歴史と現在(2)
関東大震災時の「レイピスト神話」と朝鮮人虐殺――官憲史料と新聞報道を中心に 金 富子
関東大震災時の朝鮮人虐殺と地域における追悼・調査の活動と現状 田中正敬
■論文
ドイツにおける福祉と就労の融合――アクティベーション政策の考察 福田直人
■書評と紹介
Jocelyn Elise Crowley, Mothers Unite !:Organizing for Workplace Flexibility and the Transformation of Family Life 萩原久美子
永江雅和著『食糧供出制度の研究――食糧危機下の農地改革』 横関 至
兼田麗子著『大原孫三郎――善意と戦略の経営者』 榎 一江
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 丸岡秀子論――産業組合中央会就職時期・退職時期の確定など 松尾純子
所報 2014年3月
■講演
「国際歴史探偵」の20年――世界の歴史資料館から 加藤哲郎
■論文
地方における中間派労働組合の動向――昭和戦前期大阪南部での活動を中心に 中村正明
大原社会問題研究所研究員・高田慎吾の子ども問題研究とその展開――社会と国家の概念と子ども保護との関連に着目して 稲井智義
■書評と紹介
Stephen J.Silvia, Holding The Shop Together:German Industrial Relations in the Postwar Era 石塚史樹
井上恒男著『英国所得保障政策の潮流――就労を軸とした改革の動向』 伊藤善典
高橋弘幸著『企業競争力と人材技能――三井物産創業半世紀の経営分析』 金子良事
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 カルチュラル・トラウマ論の検討――公共圏論との関係をふまえて 兼子 諭
所報 2014年4月
【2014年9・10月号 No.671・672】←PDFはこちら
【特集】社会運動としてのコモンズ(2)――コモンズ生成の動態
特集にあたって 竹田茂夫
社会運動としての森林ボランティア活動――都市と農山村は森林をコモンズとして共有できるか? 山本信次
漁場利用という日本の伝統的コモンズの現局面 濱田武士
危機のコモンズの動態――初期水俣病闘争の考察 竹田茂夫
■論文
大卒者の早期離職とその後の転職先――産業・企業規模間の違いに関する雇用システムからの考察 小林 徹・梅崎 修・ 佐藤一磨・田澤 実
ドイツ金属労組IG Metallの派遣労働問題への対応――規制緩和後の妥協点とアイデンティティーの模索 北川亘太・植村 新・ 高坂博史・徳丸夏歌
■書評と紹介
佐藤千登勢著『アメリカ型福祉国家の形成――1935年社会保障法とニューディール』 本田浩邦
金子良事著『日本の賃金を歴史から考える』 赤堀正成
尾西康充著『小林多喜二の思想と文学――貧困・格差・ファシズムの時代に生きて』 立本紘之
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2013年度の歩み
月例研究会 昭和戦前期の「護憲」の錯綜 政治的危機と帝国憲法 米山忠寛
所報 2014年5・6月
【特集】シンポジウム 市民活動記録管理の現状と歴史的課題――日本と韓国の事例を中心に
特集にあたって 金慶南
東京都立多摩社会教育会館旧市民活動サービスコーナー資料の移管経緯と「市民活動資料・情報センターをつくる会」の活動 杉山 弘
水俣学関連資料管理・活用の現状と課題 花田昌宣
韓国の民主化運動,過去の継承,そして聖公会民主化運動資料館 チョ・ヒヨン
コメントと質疑応答
■論文
戦後日本における分散型の医療供給体制の再生産――診療所の48時間収容制限の努力規定化とその政治過程を中心に 大西香世
■証言:戦後社会党・総評史
回顧 私と日本社会党――伊藤茂氏に聞く(上)
■書評と紹介
橋本理著『非営利組織研究の基本視角』 米澤 旦
菅野和夫,仁田道夫,佐藤岩夫,水町勇一郎編著『労働審判制度の利用者調査――実証分析と提言』 鵜飼良昭
法政大学大原社会問題研究所/菅富美枝編著『成年後見制度の新たなグランド・デザイン』 大曽根寛
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 母子世帯研究の問題構制 藤原千沙
所報 2014年7月
【特集】環境政策史
特集にあたって 西澤栄一郎
環境政策史――その挑戦と課題 喜多川進
高度成長期日本の公害防止技術開発促進政策の枠組み――大型プロジェクトによる重油直接脱硫技術開発の事例から 伊藤 康
環境法化する開発法――「エコ統治性の法的地平」研究序説 及川敬貴・武田 淳
■論文
生活保護制度における住宅扶助の歴史的検討 岩永理恵
■証言:戦後社会党・総評史
回顧 私と日本社会党――伊藤茂氏に聞く(下)
■書評と紹介
高橋祐吉著『現代日本における労働世界の構図――もうひとつの働き方を展望するために』下山房雄
ロベール・カステル著/前川真行訳『社会問題の変容――賃金労働の年代記』 鈴木宗徳
東海林智著『15歳からの労働組合入門』 上西充子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 出産・育児期のワーク・ライフ・バランスと所得保障 畠中 亨
所報 2014年8月
【特集】新日本窒素の労使関係・労働運動の諸相(1)
特集にあたって 鈴木 玲
戦後労使関係史における安賃闘争の位置 富田義典
戦後日本の化学工業の変容,チッソと労働組合 磯谷明徳
新日本窒素労働組合と水俣病患者支援団体,患者組織との連携関係の分析 鈴木 玲
■論文
地域包括ケアシステムの存続と自治の機能――一関市国保藤沢病院を事例として 髙間沙織
■証言:戦後社会党・総評史
時代に生きた社会党と村山連立政権――園田原三氏に聞く(上)
■書評と紹介
樋口直人著『日本型排外主義――在特会・外国人参政権・東アジア地政学』 岡本雅享
Jiyeoun Song, Inequality in the Workplace:Labor Market Reform in Japan and Korea 安周永
石田光男/寺井基博編著『労働時間の決定――時間管理の実態分析』 鷲谷 徹
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 植民地朝鮮における私設墓地について 李相旭
所報 2014年9月
【特集】新日本窒素の労使関係・労働運動の諸相(2)
新日本窒素における工職身分撤廃過程と労使関係――水俣病と闘った労働組合の起点となった1953年争議 花田昌宣
水俣病問題に向き合う労働組合の成立と労使関係史上の意義――漁民紛争・安賃闘争から恥宣言に至る「空白の8年」をふまえて 石井まこと
■証言:戦後社会党・総評史
時代に生きた社会党と村山連立政権――園田原三氏に聞く(下)
私がみてきた社会党の防衛政策――前田哲男氏に聞く(上)
■読書ノート
外村大著『朝鮮人強制連行』について 李相旭
■書評と紹介
長田華子著『バングラデシュの工業化とジェンダー――日系縫製企業の国際移転』 川崎暁子
山井和則著『政治はどこまで社会保障を変えられるのか――政権交代でわかった政策決定 の舞台裏』 畠中 亨
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 近代日本における「社会的なもの」 金子良事
所報 2014年10月
【特集】日本と韓国の若年労働者問題,若年労働者の社会・労働運動
特集にあたって 鈴木 玲
首都圏青年ユニオンの地域を重視した活動 河添 誠
労働NPOの活動がどのように労働問題を社会問題に変えたのか 今野晴貴
世代別労働組合の発生と社会運動的労働組合運動の新たな可能性 チョン・ジュンヨン
韓国のアルバイト労働者の運動:要求とビジョン グ・キョヒョン
質疑応答
■論文
1920年代の炭鉱業における技術革新と労働力構成――三菱鉱業筑豊礦業所における朝鮮人鉱夫の使用拡大をめぐって 佐川享平
■証言:戦後社会党・総評史
私がみてきた社会党の防衛政策――前田哲男氏に聞く(下)
■書評と紹介
伊藤セツ著『クラーラ・ツェトキーン――ジェンダー平等と反戦の生涯』 高田 実
赤堀正成著『戦後民主主義と労働運動』 五十嵐仁
大沢真理著『生活保障のガバナンス――ジェンダーとお金の流れで読み解く』 小宮山洋子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 無償労働評価の2つの方向性――マクロ経済政策,ジェンダー平等政策に向けて 橋本美由紀
所報 2014年11月
【特集】第27 回国際労働問題シンポジウム ディーセントな雇用創出と雇用制度改革
特集にあたって 鈴木 玲
2014 年のILO 総会について 上岡恵子
第6 議題の議論について 上村俊一
政府の立場から 堀場絵里香
労働者の立場から 向澤 茂
使用者の立場から 松井博志
労働法制の展開と課題――労働法の変化と最近の労働政策 野川 忍
パネルディスカッション
参考資料
■証言:戦後社会党・総評史
総評運動と社会党と私――富塚三夫氏に聞く(上)
■書評と紹介
中島醸著『アメリカ国家像の再構成――ニューディール・リベラル派とロバート・ワグナーの国家構想』 佐藤千登勢
土屋敦著『はじき出された子どもたち――社会的養護児童と「家庭」概念の歴史社会学』 沢山美果子
エリック・ブライシュ著/明戸隆浩他訳『ヘイトスピーチ――表現の自由はどこまで認められるか』 榎 透
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2014 年度総目次
月例研究会 朝鮮海峡を渡った在朝日本人資本家の都市統合問題と葛藤について――対馬と釜山を中心に 金慶南
所報 2014 年12 月
【特集】境界地域における「国民統合過程」と人々の意識――日本とアジアを中心に
特集にあたって 金慶南
境界地域におけるローカリティ交流空間の形成と変形――対馬と釜山を中心に 金慶南
戦後日本における台湾人華僑の苦悩――国籍問題とそのアイデンティティの変容を中心として 何義麟
近代日本の「文化統合」と周辺地域――「奄美」を事例にして 高江洲昌哉
メコン地域における越境的な開発・環境問題と地域アイデンティティ――越境的な市民ネットワークの形成とその意義についての考察 渋谷淳一
コメント1――境界線とナショナリズムの視点から 羽場久美子
コメント2――在日朝鮮人史の視点から 宮本正明
■証言:戦後社会党・総評史
総評運動と社会党と私――富塚三夫氏に聞く(下)
■書評と紹介
大森真紀著『世紀転換期の女性労働――1990 年代~ 2000 年代』 小倉祥子
早川征一郞・松尾孝一著『国・地方自治体の非正規職員』 下井康史
佐藤幹夫著『ルポ 高齢者ケア――都市の戦略,地方の再生』 橋本美由紀
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2015 年1 月
【特集】フェミニズム運動と反貧困運動
特集にあたって 藤原千沙
社会運動と政治 湯浅 誠
「子どもの貧困」とフェミニズム 湯澤直美
女性学・女性問題における貧困・階層問題――フェミニズムと労働をめぐって 伊田久美子
コメント 社会運動とジェンダー 申琪榮
コメント フェミニズムと子育て支援 大森順子
ディスカッション
■研究ノート
高齢者の居場所作り事業に関する検討――網走市高齢者ふれあいの家をもとに 白瀨由美香・大塚理加・大津唯・泉田信行
■証言:戦後社会党・総評史
日本社会党青年部再考 『NO! 9 条改憲・人権破壊』(明石書店,2007 年)をもとに――高見圭司氏に聞く(上)
■書評と紹介
法政大学大原社会問題研究所叢書 榎一江・小野塚知二編著『労務管理の生成と終焉 山下 充
翁貞瓊・禹宗杬著『中国民営企業の雇用関係と企業間関係』 丸川知雄
Jeffrey C. Alexander and Bernadette N. Jaworsky, OBAMA POWER 兼子 諭
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 1930 年代イギリスにおける家族調査の一齣――Beveridge and Others, Changes in Family Life, 1932. を読んで 原 伸子
所報 2015 年2 月
【特集】若者労働問題の新局面⑴
特集にあたって 上西充子
「ブラック企業問題」の沿革と展望――概念の定義及び射程を中心に 今野晴貴
いわゆる「ブラック企業」と採用・内定・入社をめぐる問題――法的問題点を中心に 嶋﨑 量
ブラックバイト問題について 大内裕和
■特別寄稿
近代経済成長は労働にとって何だったのか?――ある応用経済学者の研究遍歴 尾高煌之助
■資料紹介
大原社研所蔵軍法会議記録と検察庁保管軍法会議記録 廣畑研二
■書評と紹介
伍賀偕子著『敗戦直後を切り拓いた働く女性たち――「勤労婦人聯盟」と「きらく会」の絆』 谷合佳代子
小野達也著 MINERVA 社会福祉叢書43対話的行為を基礎とした地域福祉の実践――「主体―主体」関係をきずく』 田村哲樹
アーリー・ラッセル・ホックシールド著/坂口緑・中野聡子・両角道代訳
『タイム・バインド《時間の板挟み状態》働く母親のワークライフバランス――仕事・家庭・子どもをめぐる真実』 原 伸子
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 戦後労働運動の「主流的」な説明と,主流的説明で見落とされた側面 鈴木 玲
所報 2015 年3 月
【特集】若者労働問題の新局面⑵
NO と言えない若者への支援と労働法教育の取り組み 川村遼平
若年労働問題への教育現場の対応――キャリア教育を超えて 児美川孝一郎
若年労働の変容と住まいの貧困 稲葉 剛
「ブラック企業」の普遍性と多面性――社会科学的分析の試み 鈴木 玲
■論文
ドイツにおける商学士の雇用の開始――化学企業の事例研究 石塚史樹
■証言:戦後社会党・総評史
日本社会党青年部再考 『NO! 9 条改憲・人権破壊』(明石書店,2007 年)をもとに――高見圭司氏に聞く(下)
■書評と紹介
中川スミ著/青柳和身・森岡孝二編『資本主義と女性労働』 石田好江
禹宗杬・連合総研編『現場力の再構築へ――発言と効率の視点から』 山垣真浩
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 1931 年のプロレタリア文化運動における運動方針転換問題の再検討 立本紘之
所報 2015 年4 月
【2015年9・10 月号 No.683・684】←PDFはこちら
【特集】新自由主義とジェンダー平等――政治学の視点から
特集にあたって 原 伸子
マルクスの隠れ家の背後へ――資本主義の概念の拡張のために ナンシー・フレイザー/竹田杏子訳
新自由主義の時代におけるフェミニズム,市民社会 衛藤幹子
■証言:戦後社会党・総評史
社会党生活32 年 社会民主主義とマルクス主義の狭間で――横山泰治氏に聞く
太田薫氏と労働運動を語る――塚田義彦氏に聞く
■書評と紹介
長谷川裕編著『格差社会における家族の生活・子育て・教育と新たな困難――低所得者集住地域の実態調査から』 吉中季子
山岸敬和著『アメリカ医療制度の政治史――20 世紀の経験とオバマケア』 大原利夫
塚原久美著『中絶技術とリプロダクティヴ・ライツ――フェミニスト倫理の視点から』 山根純佳
佐藤成基著『国家の社会学』 金子良事
毛塚勝利編『事業再構築における労働法の役割』 米津孝司
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2014 年度の歩み
月例研究会 現代市民社会をめぐる問題構制の批判的考察 兼子 諭
所報 2015 年5・6 月
【特集】社会保障・税一体改革後の医療・年金・子育て支援政策
特集にあたって 中澤秀一・畠中 亨
「社会保障・税一体改革」後の医療政策 松田 亮三
2014 年公的年金財政検証と低所得・低年金者対策 畠中 亨
人口政策・保育労働力政策としての子育て支援 垣内 国光
■証言:戦後社会党・総評史
総評解散後の労働組合と社会党――橋村良夫氏に聞く(上)
■書評と紹介
宮本光晴著『日本の企業統治と雇用制度のゆくえ――ハイブリッド組織の可能性』 佐藤 厚
筒井美紀・櫻井純理・本田由紀編著『就労支援を問い直す――自治体と地域の取り組み』 佐口和郎
黒川伊織著『帝国に抗する社会運動――第一次日本共産党の思想と運動』 立本紘之
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 日本における大学アーカイブズ史の一考察 清水善仁
所報 2015 年7 月
【特集】朝鮮人強制連行研究の成果と課題――「戦後70 年」の現在から考える⑴
特集にあたって 愼蒼宇
朝鮮人強制動員研究の現況と課題 樋口雄一
朝鮮人軍人軍属の強制動員数――37 万人以上の動員と消された氏名不明の13 万人 竹内康人
韓国における「朝鮮人強制動員」問題の現状と課題 韓惠仁・南相九
■論文
1920 年代の移民問題をめぐる日本国際連盟協会と国際労働事務局――国際連盟協会連合会における議論の分析 寺田 晋
■証言:戦後社会党・総評史
総評解散後の労働組合と社会党――橋村良夫氏に聞く(下)
■書評と紹介
谷口明丈編『現場主義の国際比較――英独米日におけるエンジニアの形成』 沢井 実
友澤悠季著『「問い」としての公害――環境社会学者・飯島伸子の思索』 平林祐子
Hwa–Jen Liu, Leverage of the Weak:Labor and Environmental Movements in Taiwan and South Korea 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 メコン地域における人の移動――国家と地域統合の視点から 渋谷淳一
所報 2015 年8 月
【特集】朝鮮人強制連行研究の成果と課題――「戦後70 年」の現在から考える⑵
長崎と朝鮮人強制連行――調査研究の成果と課題 髙實康稔
北海道における朝鮮人強制連行・強制労働と企業「慰安所」 金優綺
朝鮮人強制連行研究における「労働力不足説」「労働力充足説」の検討――1939 年~ 1942 年の炭鉱労働者としての配置を中心に 鄭祐宗
■調査報告
マニラのホームレス――仕事・貧困・家族 青木秀男
■書評と紹介
立花雄一著『隠蔽された女米騒動の真相――警察資料・現地検証から見る』 石坂悦男
宮島喬著『外国人の子どもの教育――就学の現状と教育を受ける権利』 池上重弘
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 丸岡秀子が提起したこと――「いのち」・「子ども」・「労働」をめぐって 松尾純子
所報 2015 年9 月
【特集】職業能力の間主観的構造⑴――訓練,資格,報酬
特集にあたって 小野塚知二・榎 一江
戦後における資格給の形成――八幡製鉄の事例を中心に 禹宗杬
フランスにおける教育・資格・職業能力の連関――戦間期から高度成長期へ 松田紀子
三菱電機における職能資格制度の形成 鈴木 誠
コメント――フランス職業教育研究の立場から 清水克洋
■論文
プロフェッショナル労働市場の分析枠組みの検討――内部労働市場論から 西村 健
■書評と紹介
園部雅久著『再魔術化する都市の社会学――空間概念・公共性・消費主義』 橋本健二
中澤高志著『労働の経済地理学』 久木元美琴
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 ハワイ大学マノア校での一年間を振り返って――2014 年度在外研究報告 榎 一江
所報 2015 年10 月
【特集】職業能力の間主観的構造⑵――入職,選抜,処遇
工業高校卒業者のキャリアと職務能力認識 市原 博
アメリカ企業におけるホワイトカラーのサラリー制度――職務と報酬の関係についての歴史的考察 関口定一
産業社会成立期イギリスにおける能力差をめぐる言説と入職・選抜・処遇 小野塚知二
コメント――能力観についての諸研究を概観する 木下 順
■証言:戦後社会党・総評史
回想の総評運動1960 ~ 70 年代を中心に――谷正水氏に聞く
■書評と紹介
佐藤千登勢著『アメリカの福祉改革とジェンダー――「福祉から就労へ」は成功したのか?』 小林勇人
関口すみ子著『管野スガ再考――婦人矯風会から大逆事件へ』 梅森直之
ジェームズ・C. スコット著/佐藤仁監訳『ゾミア――脱国家の世界史』 渋谷淳一
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 昭和立憲制とその周辺 米山忠寛
所報 2015 年11 月
【特集】第28 回国際労働問題シンポジウム 中小企業とディーセントで生産的な雇用創出
特集にあたって 鈴木 玲
2015 年のILO 総会について 上岡恵子
政府の立場から 左藤倫子
労働者の立場から 川野英樹
使用者の立場から 野村良寿
途上国における中小企業の課題と日本の国際協力 上田隆文
雇用創出における中小企業の役割と直面する課題 黒瀬直宏
パネルディスカッション
参考資料
■研究ノート
外国人家事労働者はなぜ増加したのか――先進国の多国間比較分析 伊藤善典
■書評と紹介
渋谷光美著『家庭奉仕員・ホームヘルパーの現代史――社会福祉サービスとしての在宅介護労働の変遷』 森川美絵
喜多川進著『環境政策史論――ドイツ容器包装廃棄物政策の展開』 小野 一
安藤正人・久保亨・吉田裕編『歴史学が問う公文書の管理と情報公開――特定秘密保護法下の課題』 清水善仁
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
『大原社会問題研究所雑誌』2015 年度総目次
所報 2015 年12 月
【特集】労働資料協第30 回総会記念シンポジウム 社会労働資料活用の可能性と未来
特集にあたって 鈴木 玲
労働資料協30 年を振り返る 谷合佳代子
私の労働研究とアーカイブズ 熊沢 誠
パネルディスカッション――社会労働資料活用の可能性と未来 熊沢 誠・梅崎 修・平野 泉・ 榎 一江・篠田 徹/コーディネーター 鈴木 玲
■資料紹介
占領期日本社会党機関紙集成 立本紘之
■書評と紹介
上林千恵子著『外国人労働者受け入れと日本社会――技能実習制度の展開とジレンマ』 佐藤 忍
居神浩編著『ノンエリートのためのキャリア教育論――適応と抵抗そして承認と参加』 有田五郎
奥健太郎・河野康子編『自民党政治の源流――事前審査制の史的検証』 米山忠寛
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
所報 2016 年1 月
【特集】労働科学研究所旧蔵資料
特集にあたって 榎 一江
労働科学研究所旧蔵森戸文庫 小池聖一
藤本文庫(洋書・和書)の移管と利用可能性――賃金制度論史をめぐる課題を中心に 兵頭淳史
藤本文庫(和書),藤本ノート資料群と逐次刊行物について――立教大学編 菅沼 隆・田中聡一郎
藤本文庫(和書)の搬出について――大分大学編 石井まこと
労働科学研究所戦前期資料群――労働科学研究所による戦前から敗戦直後の収集資料群 金子良事
暉峻義等関係資料について 伊東林蔵・榎 一江
■書評と紹介
岩佐卓也著『現代ドイツの労働協約』 大重光太郎
- ドイヨル・I. ゴフ著/馬嶋裕・山森亮監訳/遠藤環・神島裕子訳『必要の理論』 後藤玲子
ワレン・ファレル著/久米泰介訳『男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問』 田中俊之
野村正實著『学歴主義と労働社会――高度成長と自営業の衰退がもたらしたもの』 森 直人
長沼建一郎著『個人年金保険の研究』 畠中 亨
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 貧困研究と社会政策の展開 畠中 亨
所報 2016 年2 月
【特集】戦後の労働戦線と日教組
特集にあたって――日教組の歴史を検証する 広田照幸
総評結成前の労働戦線における日教組の立ち位置の選択について 広田照幸・古賀 徹・宇内一文
1973 年春闘における七項目合意・五項目「念書」と日教組――総評資料を用いた73 春闘の収拾プロセスの検証 末冨 芳
1980 年代における労戦再編の動きと日教組 金子良事・広田照幸
■書評と紹介
西成田豊著『近代日本の労務供給請負業』 加瀬和俊
藤野裕子著『都市と暴動の民衆史――東京・1905 – 1923 年』 中筋直哉
松尾浩一郎著『日本において都市社会学はどう形成されてきたか――社会調査史で読み解く学問の誕生』 森久 聡
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 環境アーカイブズ所蔵資料の整理と活用 清水善仁
所報 2016 年3 月
【特集】環境アーカイブズ所蔵資料の整理と活用
特集にあたって 清水善仁
日本のアーカイブズ界における「環境アーカイブズ」の位置 清水善仁
環境・原発問題をめぐる映像資料整理の意義と課題 西田善行
アーカイブズにおけるミニコミ資料利用の展開の可能性――ミニコミ資料「ブーゲンビリア」の事例分析から 野口由里子
■書評と紹介
杉本弘幸著『近代日本の都市社会政策とマイノリティ――歴史都市の社会史』 中嶋久人
長島怜央著『アメリカとグアム――植民地主義,レイシズム,先住民』 松島泰勝
相良匡俊著『社会運動の人びと――転換期パリに生きる』 中野隆生
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 1945 年から60 年代までの日米財界関係――電機産業を中心に 高瀬久直
所報 2016 年4 月
【2016年9・10 月号 No.695・696】←PDFはこちら
【特集】新自由主義とジェンダー平等――経済学とケアの視点から
特集にあたって 藤原千沙
社会的投資アプローチとジェンダー平等――批判的考察 原 伸子
2000 年代における女性労働とケアの現状――低年齢児童を持つ家族の労働と保育 蓑輪明子
フォーマルなケア供給体制の変化とケア労働への影響――保育士の非正規雇用化に揺れる公立保育所の職場集団 小尾晴美
■講演
現実は研究より奇なり――貧困とセーフティネットを追いかけて 岩田正美
■証言:戦後社会党・総評史
戦後革新と基地・公害・住民運動――仲井 富氏に聞く
■書評と紹介
下夷美幸著『養育費政策の源流――家庭裁判所における履行確保制度の制定過程』 水野紀子
武田尚子著『20 世紀イギリスの都市労働者と生活――ロウントリーの貧困研究と調査の軌跡』 赤木 誠
杉田真衣著『高卒女性の12 年――不安定な労働,ゆるやかなつながり』 大澤真平
大槻奈巳著『職務格差――女性の活躍推進を阻む要因はなにか』 阿部正浩
ジョン・ジェラルド・ラギー著/東澤靖訳『正しいビジネス――世界が取り組む「多国籍企業と人権」の課題』 菅原絵美
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
法政大学大原社会問題研究所2015 年度の歩み
月例研究会 韓国における労働安全衛生運動と専門知識の政治 金 直洙
所報 2016 年5・6 月
【特集】「1968 年」と社会運動の高揚(1)
特集にあたって 鈴木 玲
1960 年代と「ベ平連」 松井隆志
いやがらせの思想――「ベトナムに平和を!」神戸行動委員会の経験 黒川伊織
全共闘とはなんだったのか――東大闘争における参加者の解釈と意味づけに着目して 小杉亮子
■書評と紹介
法政大学大原社会問題研究所 原伸子・岩田美香・宮島喬編『現代社会と子どもの貧困――福祉・労働の視点から』 佐久間孝正
鈴木 均著『サッチャーと日産英国工場――誘致交渉の歴史1973 – 1986 年』 増田壽男
山口 覚著『集団就職とは何であったか――〈金の卵〉の時空間』 中澤高志
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 共 催:子どもの労働と貧困プロジェクト 母子世帯の口述史からみた家族と階層 江沢あや
所報 2016 年7 月
【特集】「1968 年」と社会運動の高揚(2)
「1968」大学闘争が問うたもの――日大闘争の事例に即して 荒川章二
組織労働者の反戦運動と経済闘争――10・21 ベトナム反戦スト前史における総評・全印総連の動向を中心に 兵頭淳史
■論文
日本の健康保険における出産給付の起源と給付方法の変遷――1927 年から1945 年の制度変化に注目して 小暮かおり
■証言:戦後社会党・総評史
社会主義政党の確立をめざして――上野建一氏に聞く
■書評と紹介
原 伸子著『ジェンダーの政治経済学――福祉国家・市場・家族』 石田好江
髙橋恭子著『戦前病院社会事業史――日本における医療ソーシャルワークの生成過程』 山村りつ
岡本 勝著『アメリカにおけるタバコ戦争の軌跡――文化と健康をめぐる論争』 山口一臣
Christer Ericsson, Björn Horgby, Shunji Ishihara, Faderliga företagare i Sverige och Japan 石原俊時
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 現 代日本の原発労働・労働者――研究アプローチとフィールドワークの報告 フェリックス・ヤビン
スキ
所報 2016 年8 月
【特集】非正規雇用と生活保障
特集にあたって 野依智子
非正規雇用の歴史と賃金思想 濱口桂一郎
「家族賃金」観念の形成と歴史的意義――1920 年代を中心に 野依智子
非正規職シングル女性が直面する困難と社会的支援ニーズ 植野ルナ
■論文
フレーミングの別の顔と経路依存性――1960 年代の日本人による日韓会談反対運動を事例として 大畑裕嗣
■書評と紹介
岩田正美著『社会福祉のトポス――社会福祉の新たな解釈を求めて』 岩崎晋也
飯嶋和紀著『労働組合職場組織の交渉力――私鉄中国広電支部を事例として』 中村圭介
Richard S. Newman, Love Canal:A Toxic History from Colonial Times to the Present 鈴木 玲
社会・労働関係文献月録 法政大学大原社会問題研究所
月例研究会 美 容〈場〉の誕生――明治末から大正中期における髪結の作家性(authorship)の成立 飯田未希
所報 2016 年9 月
更新日:2021年09月02日