「戦後日本の政治・外交と革新勢力」研究会のご案内(12月5日金曜日)
2025/09/30
「戦後日本の政治・外交と革新勢力」研究会では、12月5日に研究会を開催いたします。
オンラインにて開催いたします。ご関心のある方は、お気軽にご参加ください。
・日時:2025年12月5日(金)15:00〜17:00
・開催形式:オンライン(zoom)
・報告者:張徳謀氏(九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程)
・タイトル:日中「断絶」期(1958-60年)における日本社会党の対中外交——「貿易三原則」形成への道筋——
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【報告要旨】
1958年5月の長崎国旗事件を契機に、日中関係は「断絶」期に入った。この状態は、1960年8月に中国が「貿易三原則」(政府間協定・民間契約・個別的配慮)を提示するまで約2年間続いた。こうした中、日本社会党は独自に対中外交を展開し、浅沼稲次郎による「共同の敵」発言によって、「反米・親中」路線を鮮明にした。
先行研究は、日本社会党のこうした対中傾斜を党内左派の働きかけや安保闘争との関連で論じてきたが、対中外交そのものを主軸とする実証分析は十分とは言えない。そこで本報告は、日中両国の一次史料を用い、「断絶」期における社会党の対中外交の展開を跡づけ、それが「貿易三原則」の形成といかに結びついたのかを、経済的要因も踏まえて解明する。
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【参加登録リンク】
https://hosei-ac-jp.zoom.us/meeting/register/ezY8h28LST2fu1G68IoknA
※登録後、ミーティング参加用の接続URLが届きます。
オンラインにて開催いたします。ご関心のある方は、お気軽にご参加ください。
・日時:2025年12月5日(金)15:00〜17:00
・開催形式:オンライン(zoom)
・報告者:張徳謀氏(九州大学大学院地球社会統合科学府博士後期課程)
・タイトル:日中「断絶」期(1958-60年)における日本社会党の対中外交——「貿易三原則」形成への道筋——
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【報告要旨】
1958年5月の長崎国旗事件を契機に、日中関係は「断絶」期に入った。この状態は、1960年8月に中国が「貿易三原則」(政府間協定・民間契約・個別的配慮)を提示するまで約2年間続いた。こうした中、日本社会党は独自に対中外交を展開し、浅沼稲次郎による「共同の敵」発言によって、「反米・親中」路線を鮮明にした。
先行研究は、日本社会党のこうした対中傾斜を党内左派の働きかけや安保闘争との関連で論じてきたが、対中外交そのものを主軸とする実証分析は十分とは言えない。そこで本報告は、日中両国の一次史料を用い、「断絶」期における社会党の対中外交の展開を跡づけ、それが「貿易三原則」の形成といかに結びついたのかを、経済的要因も踏まえて解明する。
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【参加登録リンク】
https://hosei-ac-jp.zoom.us/meeting/register/ezY8h28LST2fu1G68IoknA
※登録後、ミーティング参加用の接続URLが届きます。