兼子 諭(Kaneko, Satoshi)
専門分野 関心領域
専門分野 | 社会学理論、文化社会学、メディア社会学 |
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関心領域 | 市民社会(特にアメリカ)の文化的次元の解明。マスメディアの言説分析 |
大原社会問題研究所での担当
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主な業績
刊行図書(共著編)
金井明人・土橋臣吾・津田正太郎編『メディア環境の物語と公共圏』(第2章「新聞メディアにおける人種問題の変遷」担当)法政大学出版局.(2013)
学術論文(単著)
●「「多文化主義」における理論的問題の解決へ向けて‐テイラー,キムリッカ,ホリンジャーの検討をもとに‐」社会・経済システム学会編『社会・経済システム』27号.(2006)(査読あり)
●「パーソンズ近代社会論の再読‐社会的共同体の多元的包摂という観点を中心に‐」法政大学大学院編『法政大学大学院紀要』62号.(2008)
●「近代における「共同体」と「社会」-近代社会の構成における「同質性問題」-」法政大学大学院社会学専攻編『社会研究』第39号.(2009)
●「メディア・イベントの文化社会学‐R.ジェイコブのロドニー・キング事件とロス・アンジェルス暴動に関する報道分析の検討‐」石坂悦男編『公共圏の創成と規範理論の探究‐現代的社会問題の実証的研究を通して‐』科研費プロジェクト(基盤研究A 2007-2010: 研究代表者 舩橋春俊 課題番号 19203027).(2009)
●「文化的トラウマ論における公共圏の位置‐アレクサンダーとギーゼンのホロコースト論の検討を中心に」石坂悦男編『公共圏の創成と規範理論の探究‐現代的社会問題の実証的研究を通して‐』科研費プロジェクト(基盤研究A 2007-2010: 研究代表者 舩橋春俊 課題番号 19203027).(2010)
●「パーソンズ社会理論の市民社会論への貢献‐「影響力」概念とその批判的継承についての検討‐」日本社会学史学会編『社会学史研究』33号.(2011)(査読あり)
●「公共圏論のパースペクティブの刷新-アレグザンダー「市民圏」論の検討をもとに-」日本社会学会編『社会学評論』65(3).(2014)(査読あり)
学術論文(共著)
兼子諭・徳安彰,「タルコット・パーソンズの日本社会学における受容過程の分析-従来のパーソンズ受容の認識に対する『社会学評論』調査による応答-」法政大学社会学部編『社会志林』58(4): 143-62.(2012)
書評論文
●市野川容孝著『ヒューマニティーズ 社会学』」『大原社会問題研究所雑誌』第655号.(2013)
●ニクラス・ルーマン著/カイ・ウーヴェ・ヘルマン編/徳安彰訳『プロテスト』(2013年刊行),大原社会問題研究所編『大原社会問題研究所雑誌』第668号.(2014)
●Jeffrey C. Alexander and Bernadette N. Jaworsky, OBAMA POWER, 2014. 大原社会問題研究所編『大原社会問題研究所雑誌』第680号.(2015)
学会発表
●「パーソンズ「社会的共同体」論の検討 ‐現代社会の考察の準拠概念としての「包摂」と「排除」概念の提起のために‐」日本社会学会(第77回[2004],熊本大学).
●「「統合」と「包摂」‐「多文化」社会の存立原理の考察」日本社会学会(第78回[2005],法政大学).
●「多文化的な社会システムにおける幸福な共生の可能性」社会・経済システム学会(第24回[2005],関西学院大学).
●「パーソンズ近代社会論の再構成‐近代社会の多元的構成という観点から‐」日本社会学史学会(第47回[2007],盛岡大学).
●「社会システム理論における市民社会論の定位‐アレクサンダーの「2つの」社会理論の接合性・関連性の検討をもとに‐」社会・経済システム学会(第27回[2008],早稲田大学).
●「戦争の文化社会学‐文化/意味システム理論の応用の試みとして」社会・経済システム学会(第28回[2009],関西大学).
●「パーソンズ社会理論とその継承の市民社会論的意義の検討‐社会的共同体論、特に影響力概念の継承という観点から‐」日本社会学史学会(第50回記念大会[2010],奈良女子大学).
●「公共圏・市民社会の文化社会学‐アレクサンダー文化社会学の検討をもとに‐」日本社会学史学会(第51回大会[2011],京都橘大学).
⚫︎「社会統合論の系統的再検討–パーソンズ影響力論の理論的モチーフの継承をめぐって」日本社会学史学会(第56回大会[2016],東京女子大学).
研究会発表
●「アレグザンダー公共圏論の検討-公共圏の文化社会学を目指して」大原社会問題研究所月例研究会(於法政大学大原社会問題研究所).(2012)
●「カルチュラル・トラウマ論の検討-公共圏論との関係をふまえて-」大原社会問題研究所月例研究会(於法政大学大原社会問題研究所).(2014)
⚫︎「現代市民社会をめぐる問題構制の批判的考察」大原社会問題研究所月例研究会(於法政大学大原社会問題研究所).(2015)
経歴
2001年3月 | 法政大学社会学部 卒業 |
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2001年4月 | 法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻修士課程 入学 |
2004年3月 | 同修了 |
2004年4月 | 法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程 入学 |
2010年4-9月 | 法政大学社会学部非常勤講師(社会学理論) |
2011年3月 | 法政大学大学院社会科学研究科社会学専攻博士後期課程 満期退学 |
2011年4月~現在 | 法政大学現代福祉学部非常勤講師(社会学) |
2011年4月~2014年3月 | 法政大学社会学部非常勤講師(専門演習) |
2014年4月~2015年3月 | 法政大学社会学部兼任講師(社会学理論) |
2015年4月〜2016年3月 | 法政大学社会学部非常勤講師(専門演習) |
2015年4月〜現在 | 法政大学社会学部非常勤講師(社会学史) |
2016年4月〜現在 | 法政大学社会学部非常勤講師(社会学入門、基礎演習) |
2016年4月〜現在 | 法政大学大学院社会学研究科社会学専攻(理論社会学基礎) |
所属学会
日本社会学会、日本社会学史学会、関東社会学会、社会・経済システム学会