鈴木 健吾(Suzuki, Kengo)
専門分野 関心領域
専門分野 | 史学史・社会運動史・文化政策史(主に戦後日本) |
---|---|
関心領域 | 戦後日本の文化財保存運動を学位論文の対象としつつ、史学史や社会運動史に関心を持っている。また、委託講演をきっかけ戦後世代の保守系知識人の思想にも関心を広げている。 |
大原社会問題研究所での担当
資料整理
主な業績
(論文)
「住民運動と戦後歴史学―黒田俊雄よりみる」『日本思想史研究会会報』第40号 2024年
「革新自治体と埋蔵文化財をめぐる一考察―京都府城陽地域を中心に―」『やましろ』第35号 2023年
「ある保守系知識人の自己形成ー坂本多加雄「土曜会」原稿よりみるー」『藝林』第72第2号 2023年
「「未完の都」から「市民文化」へ ―乙訓の文化遺産を守る会からみた戦後日本と文化財」『年報地域文化研究』第25号 2022年など
(書評・業界誌など)
「高田雅士著『戦後日本の文化運動と歴史叙述――地域のなかの国民的歴史学運動――』 」『史学雑誌』第132巻第4号 2023年
「ある古代学の行方―『上山春平と新京都学派の哲学』書評会余録― 」『史鏡』第6号2023年
「ニューレフトと行革の間に-考古学から見た戦後史を求めて『考古学ジャーナル』 第774号2022年
「戦後日本と文化財「二度目」の画期に寄せてー文全協五〇周年記念大会に参加して 」『明日への文化財』第86号2022年など
(口頭報告)
「考古学サークル会誌からみる戦後日本―明治大学考古学研究会『ミクロリス』の分析を中心に」メディア史研究会月例研究会2024年6月
「埋蔵文化財と都市政策ー都市計画家・西山卯三の資料よりみる」日本文化政策学会大会 2024年3月
「国民的歴史学の残照 ――黒田俊雄の地域史― 」日本思想史研究会(京都)例会 2023年11月
「「開発的保存」の転轍-西山卯三と高度成長期の文化財」大阪歴史科学協議会帝国主義研究部会 2023年8月
「「考古学が歴史学であるために」―小林行雄と戦後日本の国家起源論」第120回史学会大会日本史近現代史部会 2022年11月
「菜の花は薹が立ってから花が咲いたのか?ー坂本多加雄と「土曜会」 」「日本文明」研究フォーラム/学習院大学大学院政治学研究科共催坂本多加雄没後20年記念シンポジウム 2022年10月など
経歴
2015年3月 | 京都大学文学部(日本史研究室)卒業 |
---|---|
2017年4月 | 東京大学人文社会系研究科文化資源学研究専攻入学 |
2020年3月 | 東京大学人文社会系研究科文化資源学研究専攻入学修了 |
2020年4月 | 東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程入学 |
2020年4月~2023年9月 | 独立行政法人日本学術振興会特別研究員 DC1(史学一般) |
2024年4月~ | 東京大学, 総合文化研究科, 学術専門職員(150年史編纂担当) |
所属学会
日本思想史研究会(京都) 、メディア史研究会 、藝林会 、日本歴史学会、史学会、歴史論研究会 、日本文化政策学会
その他
(科研費・助成金)
鈴木健吾「「戦後考古学」と地域社会ー高度成長期関西地域を中心に」 松下幸之助記念志財団 研究助成 2022年10月~2023年9月
鈴木健吾「思想史/社会運動史としての戦後考古学 1945~1975 」日本学術振興会 特別研究員奨励費 2020年4月 -~2023年3月