大原社会問題研究所(所在地)の変遷
大原社会問題研究所は、1919年、大阪で創立されました。1937年に東京に移転したのち、1949年に法政大学と合併して現在に至ります。大阪時代は2か所、東京移転後は法政大学と合併するまで3か所、所在地が変わりました。法政大学大原社会問題研究所は、当初、市ヶ谷キャンパス富士見校地にありましたが、1986年、経済学部・社会学部とともに、多摩キャンパスに移転しました。
■1919年(大正8年)
2月 創立
大阪市南区下寺町 石井記念愛染園内
4月 東京事務所を設置
東京市京橋区山城町 統計協会内
■1920年(大正9年)
5月 研究所建物新築
大阪市天王寺区伶人町24番地
■1921年(大正10年)
7月 東京事務所 移転
東京市本郷区動坂122番地
■1922年(大正11年)
1月 東京事務所移転、動坂の事務所も併設
東京市大久保百人町
※写真の人物…越智道順(玄関前)、後藤貞治(二階)
■1925年(大正14年)
東京事務所 同人社社内に移転
東京市神田区西紅梅町12番地
■1936年(昭和11年)
12月 研究所の東京移転のため大阪天王寺の研究所の土地・建物・図書を大阪府へ売却
その後、1950年~1974年大阪府立図書館天王寺分館、1974年~1996年大阪府立夕陽丘図書館、
現在、大阪府夕陽丘庁舎
■1937年(昭和12年)
2月 研究所の東京移転
東京市淀橋区柏木4丁目896番地(山内多聞画伯の邸宅跡)
■1945年(昭和20年)
5月 空襲で土蔵一棟を残して全焼、高野岩三郎所長宅に仮事務所設置
東京都杉並区新町327
■1946年(昭和21年)
5月 神田駿河台政経ビルの一室に事務所移転
東京都千代田区神田駿河台2-1 政経ビル
■1949年(昭和24年)
7月 法政大学と合併覚書に調印
8月 法政大学内に移転(図書館内、その後、大学新館4階)
■1953年(昭和28年)
1月 53年館(大学院棟)5階に移転
■1967年(昭和42年)
2月 麻布分室を設置
東京都港区南麻布(法政大学麻生校舎)
■1981年(昭和56年)
3月 80年館に移転
■1986年(昭和61年)
3月 法政大学富士見校地から多摩校地へ移転(図書館・研究所棟)
現在に至る
■2013年(平成25年)
4月 環境アーカイブズを統合
更新日:2019年06月20日