第73集(2003年版)
特集 メンタルヘルス問題と職場の健康--その現状と対策
はじめに
第一章 メンタルヘルス問題の現状
一 世界と日本の現状
二 精神疾患と労働能力との関係
三 自殺とうつ病
1 自殺の現状
2 うつ病の症状と病前性格
3 うつ病の疫学
4 うつ病の発病のなりたち
5 発病にかかわる遺伝子と社会経済的環境要因
第二章 メンタルヘルス悪化が及ぼす影響
一 労働者の職業生活に及ぼす影響
二 労働者の家族に及ぼす影響
三 産業活動に及ぼす影響と「3つのA」
四 作業関連性疾患の歴史的変遷
第三章 メンタルヘルス悪化の背景
一 仕事のストレス要因
1 NIOSHの職業性ストレスモデル
2 Karasekの仕事の要求度-コントロールモデル
3 長時間労働と配置転換
二 よりマクロな研究
1 終身雇用制と成果主義
2 経営指標とメンタルヘルス
三 研究の方法論について
第四章 対策と取り組み
一 救済(労災認定)と予防
1 過労死の認定
2 過労自殺、精神的疾患の労災認定
3 三つの予防と費用対効果
二 個人的な予防策について
三 労働行政の予防推進策
1 メンタルヘルス対策指針
2 自殺の予防
3 職場におけるメンタルヘルス対策の事業者等支援事業
四 経営サイドの取り組み
1 大企業の取り組み調査
2 早期発見(兆候管理)の課題
3 職場復帰の課題
4 小規模事業所の取り組み
五 EAP(従業員支援プログラム)
六 自治体の取り組み
七 労働組合の取り組み
八 医療機関、NPOなど
むすび