第67集(1997年版)
特集 高齢者就業・雇用の現状と課題-新しい日本型雇用・賃金システムヘの転換
はじめに-この特集の課題
第一章 高齢者就業の意義と公共政策
一 高齢者の雇用延長とその社会的意義
1 六五歳になるまでの雇用延長
2 広く大きい社会的意義
二 労働力展望と高齢者雇用・就業政策
1 労働力人口・就業の展望
2 高齢者雇用・就業政策の体系
第二章 高齢者の就業・失業と雇用管理
一 高齢者就業・雇用・失業の展開
1 高齢者の就業・失業と在職老齢年金の改革
2 自営就業の縮小と雇用の中間集中
二 企業の雇用管理とその課題
1 継続雇用管理の展開
2 雇用延長の課題と雇用管理の問題点
第三章 雇用編成のディレンマ
一 労働力編成のディレンマと日本型雇用調整
1 労働能力と職位・権限のギャップの調整
2 専門職志向の世代差
3 大企業の日本型雇用調整
二 賃金-貢献の関連と賃金カーブ論争
1 賃金-貢献の関連とその条件
2 賃金カーブ論争の問題点
三 企業の高齢化対策と先行事例
1 企業の高齢化対策と能力再開発
2 総合商社の全員専門職化
3 デパートの専門管理職化
第四章 高齢者の再就職とシルバー人材センター
一 高齢者の再就職と活用事例
1 定年到達後の志向と能力タイプ
2 高齢再就職の活用事例
3 再就職の採用ルートと活用の諸要因
二 シルバー人材センターの現状と課題
1 シルバー人材センターの独自な特徴
2 組織と事業の拡大
3 会員の就業状態と社会的効果
おわりに-今後の課題と東京都シニアワークの取り組み
一 公共政策と労使の課題
二 東京都シニアワークの取り組み