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カード破産[文]1991

カード破産[文]1991

   クレジットカードの普及に伴い,支払能力を超えたカードでの買物やローンにより,返済不能となって自己破産申告をする者が急増した.とりわけカード世代と言われる20代に多い.1991年に裁判所が受理した個人破産件数は2万3491件で〈サラ金地獄〉と言われた1984年とほぼ同じであった.さらに,92年は4万3144件で,前年の倍近くとなった(通産省〈多重債務者実態調査〉).93年3月に,全国銀行協会連合会は,個人信用情報センター設置を決定した.〔参〕宇都宮健児《カード破産と借金整理法》1994.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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