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ペルシャ湾への掃海艇派遣[政]1991.4.24

ペルシャ湾への掃海艇派遣[政]1991.4.24

   湾岸戦争に際し,〈金は出しても人は出さない〉との批判を受けた日本政府は,避難民救出へ自衛隊機の派遣方針を決めたが,どこからも要請がなく,別の〈人的貢献〉の道を探った.3月にドイツがペルシャ湾の機雷除去作業実施を決めたこともあり,外務省を中心に掃海艇派遣の動きが強まった.4月12日の正式停戦をうけ,この日,政府は自衛隊法99条〈機雷等の除去〉を根拠に,ペルシャ湾への掃海艇派遣を正式に決定し,翌々26日には,海上自衛隊の掃海母艦1隻と掃海艇4隻,補給艦1隻が出航した.これは,自衛隊が部隊として海外に派遣された,最初の事例である.〔参〕林茂夫・松尾高志編《平成自衛隊改造》1993.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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