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出生率の激減[文]1991.3.28

出生率の激減[文]1991.3.28

   この日公表された〈国民生活基礎調査〉は,出生率の激減などで子供のいる家庭は4割以下であると指摘した.一人の女性が生涯に産む子供の平均数を示す〈合計特殊出生率〉は,1989年に1.57を記録したが,その後も低下し93年には1.46となった.その原因は,晩婚化と未婚化,子育て環境の劣悪さである.92年の〈国民生活白書;少子化社会の到来,その影響と対応〉は,性別役割分業意識の改革,労働時間短縮,育児休業,エンゼル係数(消費支出に占める養育・教育費の割合)軽減の必要性などを指摘した.〔参〕〈女の人権と性〉実行委《女はなぜ子供を産まないのか》1992.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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