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西独,週35時間労働制[国]1990.5.4

西独,週35時間労働制[国]1990.5.4

   西独の金属産業労働組合(IGメタル)は,協約に基づく平和義務が消滅する4月29日以降,週35時間労働制と9%の賃上げを要求し,連邦全域にわたり警告ストライキをおこなった.北バーデン・ヴュルテンベルク地域では労使交渉が再開され,5月4日,労使は,(1)93年4月から週36時間,95年から週35時間労働制の実施,(2)6%の賃上げ及び240マルクの一時金支給などで合意した.これによりIGメタルは,正式要求開始から10年余をかけて週35時間制を獲得した.〔参〕《海外労働白書・平成3年度版》.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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