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都知事選,社共共闘不成立[政]1987.3.18

都知事選,社共共闘不成立[政]1987.3.18

   87年4月の東京都知事選挙に向けて,社会党は,86年10月の都本部大会で,社共共闘破棄と独自候補擁立を決定した.社会党都本部の一部には鈴木都知事支持の動きもあった.また都労連は,社共共闘の継続をめざして87年2月6日,小中陽太郎候補の擁立を決めたが,同月20日社会党が独自に小田実候補擁立方針を決定したため不調に終わった.同27日,社共共闘の可能性がなくなったと判断した共産党は独自に畑田重夫候補擁立に踏み切った.3月3日に小田実に立候補を断られた社会党は,同18日和田静夫前参院議員の擁立を決定し,過去6回,24年間続いた社共共闘は決裂した.〔参〕世界1987年6月号.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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