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国労修善寺大会[労]1986.10.9

国労修善寺大会[労]1986.10.9

   7月の第49回大会で,雇用と組織を守るためには〈大胆な妥協が必要〉とする方針が提起されたが,決定にはいたらず,重要課題はさらに機関に諮ることになった.国労主流派は9月24日の中央闘争委員会で労使共同宣言締結という〈大胆な妥協〉方針を決定しようとしたが,これに反対する組合員が本部に押しかけたため開催できず,この臨時大会となった.大会はこの方針をめぐって激論の末,賛成101票,反対183票,保留14票で原案否決となり,執行部は総辞職し,国労は分割・民営化反対の方針を明確にし,その後の運動を進めた.〔参〕六本木敏《人として生きる》1988.⇒1987[労]2.28,1987[経]4.1,1990[経]3.31.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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