法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   社会党土井執行部[政]1986.9.4

社会党土井執行部[政]1986.9.4

社会党土井執行部[政]1986.9.4

   同日選挙敗北の責任をとって石橋委員長が辞任し,委員長選は土井たか子副委員長と上田哲代議士との間で争われた.投票は9月6日に行われ,8割余の得票で土井委員長が誕生した.9月8日の臨時党大会で,山口鶴男書記長とのコンビで発足した土井執行部は,指導部の若返りを図り,女性の中執を3人から5人に増やすなど,女性重視の姿勢を示した.また,党外の市民とのネットワークづくりや消費税反対運動にも積極的に取り組み,新たな支持層を掘り起こすことに成功して〈土井ブーム〉を巻き起こした.89年参院選では与野党逆転を実現し,90年衆院選でも統一以来最高の議席を獲得したが,91年の統一地方選で惨敗し,結局,土井委員長は91年7月に辞任した.〔参〕《せいいっぱい――土井たか子半自伝》1993.⇒1991[政]7.30.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ