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人材活用センター[経]1986.6.30

人材活用センター[経]1986.6.30

   国鉄分割・民営化の前段階として,すでに発生している余剰人員対策のため設置された機関.貨物輸送から大きく撤退した84年2月のダイヤ改正とその後の合理化によって,国鉄内には大量の余剰人員が生じていた.本センターは87年3月の廃止までに全国で1440カ所設置され,2万1000人が配属された.そこでの作業は草むしり,ペンキ塗り,便所掃除などが主で,他にさしたる仕事はなかった.配属者の8割以上が国労組合員で,国労は組合差別として地裁へ配属停止の仮処分を申請した.結果は敗訴,勝訴の両者に分かれた.〔参〕石川元也・片岡曻・本多淳亮編《反転攻勢》1991.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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