法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   社会党新宣言[政]1985.6.11

社会党新宣言[政]1985.6.11

社会党新宣言[政]1985.6.11

   この日まとめられた〈日本社会党の新宣言――愛と知と力のパフォーマンス〉は,(1)〈日本における社会主義への道〉などこれまでの綱領的文書を歴史的文書として否定し,(2)党の性格を〈階級政党〉ではなく〈国民政党〉と規定し,(3)社会主義を〈長期にわたる運動と改革の過程〉ととらえ,(4)保守勢力の一部も対象とした幅広い政治路線をめざすなど,西欧型の社会民主主義路線への転換を意図する内容となっていた.この草案には異論が多く,9月6日,いくつかの修正を加えた中央執行委員会案がまとめられた.しかし,12月党大会でも決着には至らず,1986年1月の続開大会で採決された.〔参〕月刊社会党1985年9月号.⇒1986[政]9.4.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ