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〈現場協議協約〉改訂案[経]1982.7.19

〈現場協議協約〉改訂案[経]1982.7.19

   国鉄の現場協議制は1968年に国労と締結されて以来,職場組合運動を活性化させる条件となった.しかし,臨調は現場協議制度こそ〈職場荒廃の温床〉と見なし,この制度の改革を強調した.国鉄当局は,7月19日,動労・鉄労などに,8月19日,国労に(1)協議事項の限定,(2)開催月1回,2時間以内,(3)協議不調の場合,上部機関へ移すなどを内容とする改訂案を提示した.国労・動労・全動労は当局案を拒否し,11月30日,現場協議制に関する交渉は決裂した.そして,12月1日より無協約状態となった.〔参〕諌早忠義編著《再建へ,出発進行》1983.⇒1968[労]4.1,1983[経]5.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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