法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   北炭夕張新鉱事故[文]1981.10.16

北炭夕張新鉱事故[文]1981.10.16

北炭夕張新鉱事故[文]1981.10.16

   この日,北炭夕張新鉱(約1900人)でガス突出事故が発生.2次災害も含め死者・行方不明者合計93人に及び,北海道での炭鉱災害としては戦後最大の惨事となった.その最大の原因は,保安無視の生産第一主義の経営方針と,過大な出炭目標を強要した政府の石炭政策にあると批判された.災害後も会社は,家族の反対を押し切り59人の労働者を坑内に残したまま坑道を水没させる方針をとり,一時撤回されたが,10月23日注水された.〔参〕小池弓夫・田畑智博・後藤篤志《地底の葬列――北炭夕張56.10.16》1983.夕張新鉱災害作文編集委員会《その日父は帰らなかった》1982.⇒1982[労]8.21.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ