社会運動研究センター［社］１９８１．９．２７

   産業社会に代わる新しい生活の質，生活様式をつくりだそうと，既存の組織にとらわれず市民的立場に立つ社会運動の総合的ネットワークづくりをめざして設立されたもの．首都圏に基盤をもつ生活クラブ生協を中心に，１９７９年１２月から準備が始められ，井汲卓一・宇井純ら約５００人がよびかけ人となった．結成総会には４００人が出席，小田実らの講演のあと，規約などを定めたほか，代表委員には家坂哲男（農業理論家），岩根邦雄（生活クラブ生協前理事長）らを選出した．〔参〕社会運動研究センター機関誌《社会運動》１９７９．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。