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81春闘[労]1981.4.9

81春闘[労]1981.4.9

   景気調整的局面の持続のもと,労働戦線再編の動きが活発化するなかで,展開された春闘.’80年につづき労働4団体の賃金要求(10%,1万8千~2万円)が揃うとともに,予算・減税要求等で労働4団体の共同歩調が目立った.また鉄鋼労連の経済整合性路線は多くの論議を招いた.4月9日,金属労協への一斉回答は鉄鋼1万3500円,6.99%であったが,電機は8%の最低賃上げ目標に達した.22日からの春闘後半のヤマ場で,私鉄は実質1万5200円(手当部分の月数換算を含む)で解決し,公労協は焦点の民間準拠のあり方で合意に達した.結果は労働省調べで,民間1万4037円,7.68%と前年を額・率とも上回った.〔参〕《日本労働年鑑》52集.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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