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名古屋新幹線公害訴訟判決[政]1980.9.11

名古屋新幹線公害訴訟判決[政]1980.9.11

   名古屋市南部を走る東海道新幹線沿線の住民400人が1974年3月に提訴した名古屋新幹線訴訟に対し,名古屋地裁は原告らの被った騒音振動による被害につき,被告国鉄の損害賠償責任を認めて慰謝料の支払いを命じた.しかし,一定量を超える騒音振動の侵入禁止を求めた減速運転の請求を棄却した.原告・被告双方がこれを不服として名古屋高裁に控訴.’85年4月12日に控訴審判決が言渡され,差止請求は棄却,損害賠償請求は一審判決の6割弱の額に減額された.〔参〕船橋・長谷川・畠中・勝田《新幹線公害》1985.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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