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チリ軍事クーデター[国]1973.9.11

チリ軍事クーデター[国]1973.9.11

   アジェンデ人民連合政府による反帝・反独占・反寡頭制の革命の推進,人民大衆の政府への支持の拡大は内外の反動勢力の強い抵抗を呼んだ.アメリカ,とくにCIAは人民連合とキリスト教民主党を分断し,商人,運輸業者,富農のサボタージュによる生産停滞を画策し,インフレをつくり出して経済・政治危機を醸成した.9月11日,ピノチェトを中心とした軍事クーデターによって,人民連合政権は崩壊した.軍事政権の血の弾圧は長期にわたっているが,その後,〈国民抗議デー〉の展開,労働者全国コマンド(CNT)の結成など広範な国民の反軍政闘争が高まった.〔参〕J.E.ガルセス《アジェンデと人民連合》1979.⇒1990[国]3.11.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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