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経済社会基本計画[経]1973.2.8

経済社会基本計画[経]1973.2.8

   1973年度を初年度とする5ヵ年計画であり,金・ドル交換停止(’71年8月)に示される国際通貨体制の動揺の下で策定され,2月13日に閣議決定された.この計画は,副題にもみられるように,高度経済成長の維持を前提とした福祉社会の建設をうたい,〈豊かな環境の創造〉,〈ゆとりある安定した生活の確保〉,〈物価の安定〉,〈国際協調の推進〉という目標を掲げた.しかし,物価は計画策定前からテンポを速めながら上昇しつづけ,〈石油危機〉による高物価と不況の併存を迎えるに至り,計画は破綻した.〔参〕エコノミスト1973年2月20日号.⇒1970[経]4.9,1976[経]5.12.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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