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共産党,宮本・不破新体制[政]1970.7.1

共産党,宮本・不破新体制[政]1970.7.1

   共産党のいわゆる〈宮本体制〉が確立したのは,新綱領を採択した1961年7月の第8回大会であった.以後,’64年に志賀義雄らソ連派,’66年には安斎庫治ら中国派を除名し,〈自主独立〉の宮本路線が完成した.そして,’69年総選挙で14議席を当選させるなどの躍進を背景に,’70年7月の第11回大会で宮本が中央委幹部会委員長となったのが,この党の〈開花期〉とされる.この大会で人目をひいたのが,40歳の不破哲三(本名・上田建二郎)が新設の書記局長に就任したことであった.不破は実兄の上田耕一郎とともに,それまでは中央委員・書記局員候補にすぎなかった.〔参〕日本共産党中央委員会《日本共産党の70年》1994.⇒1990[政]7.9.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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