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残留農薬[文]1969.12.10

残留農薬[文]1969.12.10

   1966年に牛乳からBHCが検出されて以来,牛乳の農薬汚染が問題になっていたが’69年秋の厚生省の調査で,この汚染がWHO(世界保健機関)の基準を大きく上回っていることが判明したため,厚生省は12月15日に再調査を決定した.これに先だち,12月10日,日本BHC工業会はBHC,DDTの国内向け生産を中止したが,大阪で母親3人の母乳から高濃度のBHCがあいつぎ検出され,残留農薬問題は,多くの母親の不安をまねいた.〔参〕《朝日年鑑》1970年版.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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