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四日市ぜん息提訴[社]1967.9.1

四日市ぜん息提訴[社]1967.9.1

   四日市石油コンビナートの煤煙による公害病認定患者9人が,石油コンビナートを構成する企業群6社(昭和四日市石油,三菱油化,三菱化成工業,三菱モンサント化成,中部電力,石原産業)を被告として,この日,煤煙による健康被害への損害賠償請求訴訟を津地裁四日市支部に提起した.大規模な大気汚染による産業公害に対する初の公害訴訟であり,企業活動により大気汚染が現に発生し続けている公害に対する責任追及として注目された.最大の争点は,原告の健康障害と被告工場の煤煙との因果関係の存否および複数企業による共同不法行為の成否だった.〔参〕〈公害裁判(第2集)〉法律時報44巻5号.⇒1972[政]7.24.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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