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67春闘[労]1967.4.6

67春闘[労]1967.4.6

   好況下,1万円台の高賃金要求時代の幕開けとなった春闘.IMF・JCが初めて賃金闘争連絡会議を設置し,活発な活動を行ったことからJC春闘とも呼ばれる.4月10日の鉄鋼回答(定昇込み4300円)は前年を千円上回り,戦後最高となった.18日より春闘共闘第3次統一行動が実施され,全金,合化等18単産,60万人が参加した.電機は最低賃上げ目標額を4500円と設定し4月下旬に終結したが,多くの民間組合が5月に入ってもストで闘い続け,春闘相場を上げた.統一地方選をはさみ,交運,公労協の闘争は5月下旬にもちこされた.妥結結果は労働省調べで,民間4371円,12.5%と春闘史上最高の金額となった.〔参〕小島健司《春闘の歴史〉1975.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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