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赤字国債[経]1965.11.19

赤字国債[経]1965.11.19

   山一証券の破綻に象徴される1964~’65年不況の打開策として政府財政による景気刺激策および国債発行の方針が’65年7月27日,閣議決定された.そして,’65年度補正予算での2590億円の赤字国債の発行,’66年度当初予算における大型予算の編成およびその財源としての7300億円の国債発行により,ドッジ・ライン(1949年)以来の国債不発行主義・均衡財政主義は放棄されるに至った.その後,国債発行額は,’68~70年度に減少するものの,’71年度からは増加しはじめて,石油危機後の’75年には5兆3千億円まで一挙に増加した.このときから,日本は国債大量発行の時期に入る.〔参〕後藤新一《国債》1983.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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