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佐藤栄作内閣[政]1964.11.9

佐藤栄作内閣[政]1964.11.9

   池田首相の病気退陣のあと池田の指名によって佐藤内閣が出現した.対立候補の河野一郎,藤山愛一郎らへの支持は弱かった.佐藤はこのあと,1972年7月まで7年8ヵ月,政権を維持する.連続政権の記録としては最高となった.もっとも,この間に公明党の出現による多党化状況への突入,総選挙結果としての与野党伯仲の出現など,自民党単独支配体制の危機状況が進行していく.佐藤内閣は,アメリカのベトナム戦争における北爆支持,日韓基本条約の調印,核つきを前提とする沖縄返還等のタカ派的側面を露出させた.同時に,非核三原則の確認によってノーベル平和賞を受賞する側面も見せた.〔参〕富田信男〈佐藤栄作内閣〉《日本の内閣(III)》1981.楠田実編著《佐藤政権・2797日・上,下》1983.⇒1969[政]11.17,1972[政]7.7.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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