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全電通〈総評の体質改善について〉[労]1964.6.1

全電通〈総評の体質改善について〉[労]1964.6.1

   国鉄の格差賃金獲得に端を発し,総評太田・岩井両名の指導責任の追及に関連した全電通の提言.公労協が4・17ストを前にして,〈具体的な金額を引き出さない限りストは回避しない〉と決めていたのに対し,太田・岩井両名の指導はこの方針と遊離し,池田・太田会談で具体的金額の明示のないまま,スト中止を決めたことを批判した.そうした総評の体質改善が必要だとして,安易な動員主義の反省,政治的カンパニヤの整理,産業構造変動への対処,総評運営の抜本的改革,組合民主主義の徹底等,多くの点で批判を展開した.総評大会では,総評指導部との間で論議の応酬が行われた.〔参〕《総評20年史・下》1974.《全電通労働運動史》6巻,1982.⇒1964[労]7.20.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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