社会党河上・江田執行部［政］１９６２．１．２０

   １月２０日から３日間九段会館で開かれた第２１回大会は，政策面では，構革路線は戦術路線であるとする左派の主張が通ったが，人事面では，構革推進の江田が３２３対２６０で左派連合の推す佐々木更三を破って書記長に３選され，無競争の河上委員長とともに右派の指導体制をきずいた．構革論で鋭く対立したため，中執ポストのほとんどに左右両派が立ち，激しく争われた．〔参〕月刊社会党編集部編《日本社会党の３０年・２》１９７５．日本社会党機関紙局《河上丈太郎――十字架委員長の人と生涯》１９６６．⇒１９６２［政］１１．２７．

大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』（労働旬報社、1995年）に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。