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CGILの世界労連批判[国]1961.12.4

CGILの世界労連批判[国]1961.12.4

   世界労連第5回大会の中心的な課題は,労働組合行動綱領を討議し,採択することにあったが,CGIL(イタリア労働総同盟)は,この綱領草案に反対し,世界労連が結成以来一貫してとってきた運動のあり方に批判を加えた.特に,CGILが批判した点は,(1)図式的な統一政策,(2)国際自由労連に対する道徳的非難の態度,(3)中立的な組織の評価,(4)イデオロギー的姿勢などであった.以後,チェコ事件などを経て,CGILとりわけ社会党系組合員による世界労連批判は,いっそう明確化し,CGILは世界労連から離反,’74年6月9日には欧州労連への加盟が承認された.〔参〕D.L.M.Blackmer,Unity in Diversity,1968.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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