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炭労の杵島炭鉱同情スト[労]1957.8.30

炭労の杵島炭鉱同情スト[労]1957.8.30

   炭労はストが2ヵ月に及んだが解決をみない杵島炭鉱争議を支援するため,三井鉱山以下大手13社の全山全国50鉱業所で9月30日第1波24時間,10月3日第2波24時間の同情ストを行った.石炭減産額合計約18万トン,損害額約5億円といわれた.炭労はさらに10月25~26日に第3波48時間ストを指令したが,スト直前に杵島経営者が組合に有利な地労委斡旋案を受諾したため回避された.なお,炭労の同情ストによって損害を被った大手13社は,同年12月に炭労および傘下65支部労組を相手どり1億7900万円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に提訴した.〔参〕杵島炭鉱労組《敵よりも1日ながく》1958.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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