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中国,反右派闘争[国]1957.6.8

中国,反右派闘争[国]1957.6.8

   社会主義社会での言論自由化を試みた中国共産党が,噴出した〈党の天下〉の諸弊害に対する批判に対し,そうした主張を提示した党外知識人らを〈右派分子〉〈毒草〉として摘発した運動.1957年6月初めから数ヵ月続き,40万人以上の人びとが〈労働による思想改造〉のため,都市から農村に送られた.本来,言論自由化の試みは,’56年のソ連共産党20回大会におけるスターリン批判や,中国共産党8全大会における人民の民主的権利保障の動きなどを受け,〈百家争鳴・百花斉放〉を呼びかけるなかで始まったが,この呼びかけに応じ発言した者が処分される結果となったため,知識人らの態度は慎重になった.〔参〕中嶋嶺雄《増補 現代中国論》1971.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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