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砂川基地反対闘争[社]1955.9.13

砂川基地反対闘争[社]1955.9.13

   宮崎砂川町長は基地への立ち入り調査の公告を拒否し町議会もこの公告拒否を承認する決議を行った.8月に入って政府は砂川町の意志を無視して強制測量の方針を固めた.8月24日,最初の測量が計画されたが町民および支援の労働組合員によって測量は阻止された.そこで9月13日と14日の両日,警官1700人を動員し町議会副議長を含む29人を検挙して測量を強行した.2日間で100人以上の負傷者がでるという砂川闘争最初の流血事件となった.こうした暴挙に対し町民は〈土地に杭は打たれても,心に杭は打たれない,闘いはまさにこれからである〉との共同声明を発表して反対の意志を固めた.〔参〕中本たか子《砂川の誇り》1969.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

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