法政大学大原社会問題研究所 オイサー・オルグ  OISR.ORG 総合案内

文字の大きさ

  • 標準
  • 拡大

背景色を変える

  • 白
  • 黒
  • 青

ホーム   >    研究活動・刊行物    >   デジタルライブラリー   >    『社会・労働運動大年表』解説編    >   北陸鉄道労組の内灘向け軍需物資輸送拒否スト[労]1953.6.11

北陸鉄道労組の内灘向け軍需物資輸送拒否スト[労]1953.6.11

北陸鉄道労組の内灘向け軍需物資輸送拒否スト[労]1953.6.11

   対日講和条約および日米安保条約の発効から半年も過ぎぬ1952年9月,日米合同委員会は米軍の試射場として石川県内灘砂丘地の接収を決定した.まず地元内灘村民がこの接収に反対して立ち上がり,労働組合や青年婦人団体,さらに改進党から共産党までを含めて全県民的規模の接収反対実行委員会がつくられた.’53年6月14日と7月11日~14日の2回にわたって実行された北陸鉄道労組の米軍向け軍需物資輸送拒否のストライキは内灘闘争を全国的に発展させる重要な契機となり,また内灘闘争はその後の日本の基地反対闘争のさきがけとなった.〔参〕内山光雄《幹部闘争から大衆闘争へ》1954.




大原クロニカは、法政大学大原社会問題研究所編『新版社会・労働運動大年表』(労働旬報社、1995年)に基づいたウェブ歴史事典です。日本の社会運動・労働運動を中心に解説しています。

ページトップへ